魔法少女になり隊、満員のツアーファイナルで新作リリース発表

魔法少女になり隊が昨日1月29日に東京・TSUTAYA O-WESTにて、東名阪を回るワンマンツアー「ワンマンツアー2017 ～メロディア王国にさよならバイバイ ワタシはみんなと旅に出る～」のファイナル公演を実施した。

ツアーファイナルのチケットは早々にソールドアウトし、会場には大勢のファンが集結。オープニング映像の上映を経て、メンバーが続々とステージに登場するとフロアから割れんばかりの歓声が湧き上がる。サポートメンバーを含む5人はステージ最前へと飛び出し、メジャーデビュー曲「KI-RA-RI」で勢いよくライブをスタートさせた。

「☆☆☆☆クエスト」では火寺バジル（Vo）がキュートな歌声で観客を魅了する一方で、gari（VJ, Vo）が両手にUOを構え華麗なヲタ芸を披露。「Believe」「ハレ晴レユカイ」「おジャ魔女カーニバル!!」といった人気アニメのテーマ曲のアレンジカバーではダイバーが続出し、キラーチューンの1つである「RE-BI-TE-TO」が投下されると、フロアの盛り上がりはピークを迎えた。

魔女にかけられた呪いによってしゃべることができないバジルは「私はしゃべれないけれど、いつもありがとうの気持ちを込めて歌っているよ。みんなに届くように今日も歌うね」とスケッチブックを使って観客に思いを伝え、そんな気持ちを込めたナンバー「革命のマスク」を熱唱。スラッシュメタルテイストの「テッペン伝説」ではウイ・ビトン（G）と明治（G）がヘビーなリフを鳴らし、gariのデスボイスが場内に響き渡った。「MEGA DASH」でラストスパートをかけた魔法少女になり隊は最後に「BA・BA・BA ばけ～しょん」をプレイ。盛大なシンガロングを巻き起こし、ステージを下りた。

アンコールを受けて再登場した魔法少女になり隊は春にニューシングル（タイトル未定）のリリースが決定したことを発表。祝福ムードの中、バンドは「冒険の書1」を届けツアーの幕を下ろした。