先行上映会密着レポート前半楽屋ではあるメンバーへ“イケメン”いじり

2018年4月に地方を含めた6都市で計7回の先行上映舞台挨拶を行ったEVENの5人。映画ナタリーは、最終日前日にあたる4月28日、東京の池袋シネマ・ロサでの舞台挨拶の裏側に密着した。

舞台挨拶本番の約1時間前。楽屋のドアを開けると、5人はレコード店に掲出するためのメッセージカードについて相談している最中だった。イラストを描くのは、「絵心がある」「美術担当」とメンバーに絶賛された“天才”こと坂東に決定。桜田、栗原、才川、櫻井がそれぞれサインをしたためる中、孤高の天才は部屋の隅で写真を見ながらメンバーの似顔絵描きに没頭する。「できた！」と自信満々に持っていくものの、才川から「自分の絵、ちょっと盛ってる……？（笑）」と疑いをかけられる坂東。しかしその作品を見た桜田は「特徴とらえてる！絵がうまいっていいよね」と感心していた。

和気あいあいとした楽屋では、「俺、昨日あの曲完成させた！」「マジ!?」とメンバーたちが各パートの練習状況を報告し合う。雑談中に才川が「俺、一時期原宿の路上でアクロバットパフォーマンスしてたんだよ」と明かせば「吾郎ちゃんは立ってるだけでパフォーマンスになる」と栗原への“イケメン”いじりが始まり、夜のラジオ出演の話題になれば「圭ちゃんは帰りが間に合わないから“終電NG”で（笑）」と櫻井への“終電早い”いじりが始まる。その盛り上がりっぷりは、スタッフから「外のお客さんに声が聞こえちゃうから、静かに！」と心配されるほどだった。

そして5人は、満席となった劇場のステージへ。舞台挨拶は6回目とあって慣れた様子のメンバーは、ステージ上でファンからの質問に答えたり、栗原との仲の良さを競ったりして会場を盛り上げた。そして最後にファンと記念撮影することになると、ファン思いの桜田が機転を利かせる。自らカメラマンに提案し、中央だけでなく端席の観客も写るように3つのアングルから撮影を行った。

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先行上映会密着レポート後半：ハイタッチ会のアンカーを任されたのは…？

「EVEN～君に贈る歌～」: 2018年6月2日（土）全国公開

ストーリー

若者を中心に絶大な人気を誇る歌手・RIN。恋人のマミにプロポーズしようとした彼は、ひょんなことから言い争いになり、家を飛び出したところでひどい頭痛に襲われる。そこへ偶然通りかかった売れないインディーズバンド“EVEN”のボーカル・武人は、RINとともに交通事故に巻き込まれてしまう……。病院で目を覚ましたRINは、意識不明となった自分の姿を目にし、自分が武人の体に憑依してしまったことを知る。マミに自分がRINであること、そして心から愛していることを伝えるため、彼は武人の体とEVENメンバーの力を借りて、ある歌を作り始める。

スタッフ / キャスト

監督：園田俊郎

脚本：吉田恵里香

出演：桜田通、栗原吾郎、才川コージ、坂東龍汰、櫻井圭佑、村杉蝉之介、岩橋道子、イジリー岡田、岡野真也、白洲迅

主題歌：EVEN「アイノウタ」（Universal Connect）

オープニングテーマ：サイダーガール「しょうがないよな」（Universal J）