映画きっかけでインドのカルチャーまで好きになった「RRR」
これまで名作をほぼ観たことがないまま育ち、難しいストーリーの作品は苦手。だけど映画を観ること自体は決して嫌いではないし、ちゃんと理解したい……。そんな貴重な人材・ミルクボーイ駒場孝による映画感想連載。文脈をうまく読み取れず、鑑賞後にネット上のレビューを読んでも「えっ、この映画ってそんなこと言うてた?」となりがちな彼が名作を気楽に楽しんだ、素直な感想をお届けする。第19回のお題は、日本におけるインド映画の興行収入1位を誇る「RRR」。日本人からするとやや見分けの付きづらい登場人物や180分超という長さを駒場はどう受け取るのか?という懸念があったが、鑑賞後に「新たな映画の楽しみ方を発見させてくれた」とつづるほどにハマったようだ。