「かもめ食堂」公開20周年、小林聡美・片桐はいり・もたいまさこら10名が思い寄せる

3

27

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 5 22
  • 0 シェア

2006年の映画「かもめ食堂」が劇場公開20周年を迎えたことを記念し、4月10日より2週間限定でリバイバル上映。このたびキャストの小林聡美片桐はいりもたいまさこや監督・荻上直子をはじめ、制作関係者を含めた全10名から応援コメントが到着した。

「かもめ食堂」ポスタービジュアル

「かもめ食堂」ポスタービジュアル [高画質で見る]

群ようこの小説をもとにした「かもめ食堂」では、フィンランドのヘルシンキにオープンした小さな食堂を舞台に、3人の日本人女性とフィンランドの人々の交流が描かれる。小林が食堂を経営するサチエを演じ、片桐が食堂を訪れるミドリ役、もたいがマサコ役で出演。主題歌・挿入歌を井上陽水が担った。

「かもめ食堂」場面写真

「かもめ食堂」場面写真 [高画質で見る]

小林は「20年ぶりに映画館で上映される『かもめ食堂』はきっと懐かしい景色でいっぱいです」と吐露し、「ヘルシンキの青い空、涼しい夏の風、街を行く路面電車。そしてデカいかもめ。美味しそうなゴハンもきっとあなたのお腹を鳴らすでしょう」と語りかける。片桐は「20年前、ほぼ中年女性しか出てこないこの映画が、こんなにたくさんの人に観ていただけるとは思いませんでした。調子にのって、きっとこれからは中高年女性が大活躍する映画がもっともっとできるにちがいない!なんて期待したけど、そうでもなかった。だから今でもこうして楽しみにしていただけるのでしょう」と言葉を紡ぐ。

「かもめ食堂」場面写真

「かもめ食堂」場面写真 [高画質で見る]

もたいは「明るい光と、深くて静かな風を感じる、ヘルシンキはそんな街でした。何だか自由だなあと、シンプルに思った時間でした。20年たったいま、そんな空気感を感じていただけたら、それだけで幸せです」とつづった。そのほかスタッフによるメッセージは後掲の通り。

Filmarks、日活が配給する「かもめ食堂」は全国78館のスクリーンにかけられ、順次追加予定。チケット料金は1600円均一となる。

映画作品情報

映画「かもめ食堂」予告編

荻上直子(監督)コメント

「かもめ食堂」の監督・荻上直子

「かもめ食堂」の監督・荻上直子 [高画質で見る]

20年後のかもめ食堂。きっと20年分歳を取ったサチエさんがカウンターの中にいて、あの笑顔でいらっしゃいって迎えてくれて、たぶんミドリさんは放浪のひとり旅に出ていて不在、まさこさんは気が向いた時にだけ気ままにパートで手伝っている、そんな様子が目にうかぶ。20年後のワタシ、すっかりババアになりました。

小林聡美(サチエ役)コメント

「かもめ食堂」でサチエを演じた小林聡美

「かもめ食堂」でサチエを演じた小林聡美 [高画質で見る]

20年ぶりに映画館で上映される「かもめ食堂」は
きっと懐かしい景色でいっぱいです。
ヘルシンキの青い空、涼しい夏の風、街を行く路面電車。そしてデカいかもめ。
美味しそうなゴハンもきっとあなたのお腹を鳴らすでしょう。
サチエ、ミドリ、マサコ三人でお待ちしています。
たっぷり楽しんでください。

片桐はいり(ミドリ役)コメント

「かもめ食堂」でミドリを演じた片桐はいり

「かもめ食堂」でミドリを演じた片桐はいり [高画質で見る]

20年前、ほぼ中年女性しか出てこないこの映画が、こんなにたくさんの人に観ていただけるとは思いませんでした。調子にのって、きっとこれからは中高年女性が大活躍する映画がもっともっとできるにちがいない!なんて期待したけど、そうでもなかった。だから今でもこうして楽しみにしていただけるのでしょう。どうぞこの機会、スクリーンでお見逃しなく。

もたいまさこ(マサコ役)コメント

「かもめ食堂」でマサコを演じた、もたいまさこ

「かもめ食堂」でマサコを演じた、もたいまさこ [高画質で見る]

明るい光と、深くて静かな風を感じる、ヘルシンキはそんな街でした。
何だか自由だなあと、シンプルに思った時間でした。
20年たったいま、そんな空気感を感じていただけたら、それだけで幸せです。

森下圭子(アソシエイトプロデューサー / フィンランド在住)コメント

「かもめ食堂」のアソシエイトプロデューサー・森下圭子

「かもめ食堂」のアソシエイトプロデューサー・森下圭子 [高画質で見る]

映画公開を機に、ヘルシンキで日本の人を多く見かけるようになった20年前。当時、日本人女性の一人旅をフィンランドの人たちが驚いていたのをよく覚えています。日本人女性のイメージってそうなのか…。周囲や自分が思うよりも、ずっと多くの可能性と自由を私たちは持っている。それはこの映画の制作中にも実感していたことでした。

飯島奈美(フードスタイリスト)コメント

「かもめ食堂」に参加したフードスタイリスト・飯島奈美

「かもめ食堂」に参加したフードスタイリスト・飯島奈美 [高画質で見る]

「かもめ食堂」を観ると、小林聡美さん演じるサチエさんの包容力に癒され、あたたかいエネルギーをもらえたように感じられます。フィンランドの人や街、森、インテリアや衣装、料理も美しいです。

2006年の公開から2026年の今まで、「かもめ食堂を観てフィンランドに行ってきました!」と声をかけてくださった方が、200人以上はいたと思います。新婚旅行で訪れたという方もいました。

公開後に映画を観て訪ねてきてくれたスタッフたちは、今も多くの作品を一緒に作っています。「かもめ食堂」は、そんなふうに人と人をつないでくれる映画だと思います。

高橋ヨーコ(フォトグラファー)コメント

世の中の変化に戸惑った時、自分が停滞しているんじゃないかと思ったとき、それでもいいじゃないの?とそっと言ってくれそうな、なんならほっといてくれそうな、そんなふうに思った映画でした。20年経ってもほっといてくれそうな気がします。

井上庸子(グラフィックデザイナー)コメント

かもめ食堂のメニューと店名のサインなどに参加させていただきました。
メニューの絵と字は牧野さん。(映画ではミドリさんが)
かもめの絵が決まるまで、とても時間がかかりました。

「ハラゴシラエして歩くのだ。」というコピーは、
小林聡美さんの存在とともに、ずっと好きです。

牧野伊三夫(画家)コメント

「かもめ食堂」に参加した画家・牧野伊三夫

「かもめ食堂」に参加した画家・牧野伊三夫 [高画質で見る]

落書きのようなカモメの絵はアートディレクターの井上庸子さんから依頼され、フィンランドのカモメをボールペンで描いたものだ。日本のより、足がちょっと太い。あれから20年も経つというのに、いまもときどきカモメを描いてほしいという人がいて、絵を渡すと、目をキラキラかがやかせる。自分もふくめ、当時観た人や、まだ幼かった人たちは映画館での集団鑑賞で、いまなにを感じるだろうか。

大島依提亜(グラフィックデザイナー)コメント

「かもめ食堂」に参加したグラフィックデザイナー・大島依提亜

「かもめ食堂」に参加したグラフィックデザイナー・大島依提亜 [高画質で見る]

まさか「かもめ食堂」のパンフレットまでリバイバルされるとは、自分でも思ってもみませんでした。この作品ではパンフをはじめ、いくつかのアイテムに関わらせていただきましたが、自分のキャリアや考え方を大きく変えた大切な作品です。変わらないことで変化する──映画の主題とこの仕事を通して、今もなお多くを学ばせてもらっています。

この記事の画像・動画(全14件)

©2006 かもめ商会

リンク

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

読者の反応

  • 3

シンイチロウ @skanayama195701

@eiga_natalie 懐かしい。この映画観ました!

コメントを読む(3件)

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 かもめ食堂 / 小林聡美 / 片桐はいり / もたいまさこ / 大島依提亜 / 荻上直子 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。