「虎に翼」吉田恵里香に「情熱大陸」が密着、“はて?”を世に問い続ける強さの根源は

4

57

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 36
  • 6 シェア

連続テレビ小説「虎に翼」で知られる脚本家・小説家の吉田恵里香が、11月23日放送のMBS / TBS系「情熱大陸」に登場する。

「情熱大陸」11月23日放送回に出演する吉田恵里香

「情熱大陸」11月23日放送回に出演する吉田恵里香

大きなサイズで見る

吉田はこれまで映画「ヒロイン失格」やドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」「君の花になる」、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」の脚本を担当してきた。2022年のドラマ「恋せぬふたり」では恋愛感情も性的欲求も抱かない“アロマンティック・アセクシャル”の男女と周囲の人々の関係性を丁寧に描き、優れたテレビドラマの脚本家に贈られる向田邦子賞を当時最年少の34歳で受賞。今年2025年放送のアニメ「前橋ウィッチーズ」の構成・脚本も担い、魔女を目指すという女子高校生らを主人公にルッキズムやヤングケアラーといった社会問題に切り込んだ。

「虎に翼」では日本初の女性弁護士でのちに裁判官を務めた女性をモデルとして、「女性はこうあるべき」という当時の偏見や差別に「はて?」と声を上げる主人公を描写した。吉田の“主張”の強さの根源には「エンタテインメントだからといって、社会とつながっていないという発想を持つのは違う」という思いが。番組では2024年9月、同作のスピンオフ番組の制作現場で監督と4時間あまりの議論を交わす姿を捉えた。常に10本以上の企画を抱え、8年ぶりのオリジナル小説の執筆にも挑んでいる彼女は「脚本とは使う脳みそが違って……」とこぼすことも。

2025年から母校・日本大学で講師を務めている吉田は、創作のノウハウを披露する一方、「この時代に表現の仕事に就く覚悟について」を熱弁。「もっとオラついて自信過剰な学生がいてもいい。今の社会、確かにそれだと生きづらい。でも、このままでいいのかなとは思ってしまう」と口にする。5歳の息子の母として育児にも追われる中、「『吉田の書くものは気に食わない。だけど寄り添おうとした努力は認めてやる』と思ってもらえるレベルまで持っていきたい」という彼女に迫った。

「情熱大陸」11月23日回の放送スケジュール・放送情報

MBS / TBS系 2025年11月23日(日・祝)23:00~23:30

TVerロゴ
TVerで出演作をチェック!
Ad.

この記事の画像(全1件)

©︎MBS

読者の反応

  • 4

オーベルジュ 音羽倶楽部 @Plus_Otowaclub

今夜11/23(日)23:00~
#情熱大陸 (TBS)
「脚本家・小説家 吉田恵里香」

NHK連続テレビ小説 #虎に翼 をはじめ
アニメ #前橋ウィッチーズ の脚本も手掛けた
#吉田恵里香 さんの仕事に密着いたします

https://t.co/vY3YkU08l0

コメントを読む(4件)

吉田恵里香の映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ヒロイン失格 / 虎に翼 / 吉田恵里香 / ぼっち・ざ・ろっく! / 前橋ウィッチーズ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。