内田理央、伊藤健太郎、中村ゆりか共演ドラマ放送 どん底に落ちた男女の略奪・復讐劇

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内田理央が主演を務め、伊藤健太郎中村ゆりかと共演する新ドラマ「略奪奪婚」が、2026年1月6日よりテレ東の「ドラマチューズ!」枠でスタートする。山田芽衣のマンガをもとにした同作は、どん底に落ちた男女による略奪・復讐劇だ。

「略奪奪婚」キャスト。左から司役の伊藤健太郎、千春役の内田理央、えみる役の中村ゆりか

「略奪奪婚」キャスト。左から司役の伊藤健太郎、千春役の内田理央、えみる役の中村ゆりか

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物語の主人公・千春は、精神科医である夫の司が研修医時代からパートを掛け持ち、長年経済的に彼を支えてきた。しかし30歳を越え、司との子供を熱望して不妊治療をするも、なかなか授かれない。そんな中、司の元患者で資産家の娘・えみるが司の子を妊娠する。えみるに司を略奪され、離婚することになった千春は多額の慰謝料を受け取るが、虚しさで自暴自棄に。しかしあることを機に千春はえみるに復讐の念を燃やし、司を略奪し返そうと決意する。

「略奪奪婚」原作書影 ©山田芽衣/ぶんか社

「略奪奪婚」原作書影 ©山田芽衣/ぶんか社 [拡大]

千春役の内田は「人を愛することの尊さと苦しさが描かれている物語だと思いました」とコメントし、「登場人物それぞれに痛みや正義があって、誰もが“悪”にも“被害者”にもなりうる。その人間模様をお届けできたら嬉しいです」と意気込んだ。

伊藤が演じる司は、毎晩“子供を作ろう”と言ってくる千春に嫌気が差し、純粋に自分を必要としてくれるえみるに心が動く役どころ。伊藤は「お話をいただいた時はまずタイトルのインパクトの強さに驚きました」と振り返り、脚本を読んだ当時に触れ「中々自分の頭では共感しきれない部分も多くあったのですが、演じていきながら、なぜそうなってしまったのか、なぜその選択をしたのか。理解を深めていきたいと思っています」と語る。

中村は自身を助けてくれた司のことを王子様だと思い込み、依存していくえみる役に起用された。中村は「どの登場人物の立場から見ても幸せが見当たらなくて、幸せなのか不幸なのか、ある意味この物語自体が残酷でもあるところがとても興味深かったです」と本作の印象をつづった。あわせて山田からは、実写ドラマ化を記念した書き下ろしイラストが到着。山田とプロデューサー・森田昇のコメントを後掲している。

山田芽衣による「略奪奪婚」実写ドラマ化記念イラスト

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「略奪奪婚」は毎週火曜24時30分からオンエア。脚本を「彼女がそれも愛と呼ぶなら」の上野詩織、「サブスク不倫」の国井桂が手がけ、演出を上田迅、長尾くみこ、弓座翔平が担う。

ドラマチューズ!「略奪奪婚」番組情報

放送局・放送日時

テレビ東京、テレビせとうち、テレビ北海道 2026年1月6日(火)スタート 毎週火曜 24:30~25:00
BSテレ東 2026年1月10日(土)スタート 毎週土曜 24:00~24:30
テレビ大阪 2026年1月12日(月)スタート 毎週月曜 25:35~26:05
テレビ愛知 2026年1月12日(月)スタート 毎週月曜 26:05~26:35

配信

各話放送終了後からPrime Video(プライムビデオ)で見放題独占配信
TVer、テレ東サイト(ネットもテレ東)、Leminoで見逃し配信

スタッフ・キャスト

原作:山田芽衣「略奪奪婚 ~デキた女が選ばれる~」
脚本:上野詩織 / 国井桂
演出:上田迅 / 長尾くみこ / 弓座翔平
出演:内田理央 / 伊藤健太郎 / 中村ゆりかほか

内田理央 コメント

人を愛することの尊さと苦しさが描かれている物語だと思いました。登場人物それぞれに痛みや正義があって、誰もが“悪”にも“被害者”にもなりうる。その人間模様をお届けできたら嬉しいです。撮影頑張ります!

伊藤健太郎 コメント

お話をいただいた時はまずタイトルのインパクトの強さに驚きました。どういった内容なのか、どのような登場人物が出てくるのか、まず本を読む前にタイトルだけで色々と想像していました。そして本を読むと中々自分の頭では共感しきれない部分も多くあったのですが、演じていきながら、なぜそうなってしまったのか、なぜその選択をしたのか。理解を深めていきたいと思っています。それぞれのキャラクターが抱えている悩みやコンプレックスなど繊細に演じられたらなと思っていますので、是非放送を楽しみにしていただけたらなと思います。

中村ゆりか コメント

お話を頂いて、以前にもご一緒したことがある共演者の方やスタッフさんもいらっしゃるので現場には安心して参加させて頂ける事がとても心強いなと思いました。作品を読んだ時の第一印象は、どの登場人物の立場から見ても幸せが見当たらなくて、幸せなのか不幸なのか、ある意味この物語自体が残酷でもあるところがとても興味深かったです。是非、ドラマを見て頂けると嬉しいです!

山田芽衣 コメント

「略奪奪婚」ドラマ化のお話をいただくことができて、大変光栄で嬉しく思っております。「もし略奪婚が起こったとして、そこがゴールではない。その後一体どんな人生が待っているんだろう」という担当様とのお話から始まった作品です。重く苦しい展開がたくさん散りばめられていますが千春、司、えみるの3人が人生を歩んでいく姿をドラマスタッフの皆様がどう表現してくださるか、とても楽しみにしております。ありがとうございました!

森田昇(プロデューサー / テレビ東京)コメント

不倫・復讐モノと呼ばれるジャンルがヒットしています。その理由は、主人公が虐げられているストーリーと、何とかしてその境遇から脱却しようとする姿に視聴者が共感するからではないかと考えています。今回も主人公の女性は酷い裏切りに遭い困難な状況に陥り、どん底まで落ちます。かわいそうです。その点はこのジャンルの中でも更にパワーアップしています。もう一つこの作品の特徴は、登場人物が皆コンプレックスなど問題を抱える困った状況の人間だということです。企画書では”登場人物全員ヒール”と表しました。これらの困った人々が皆、何とか自分の幸せを求めて足掻く…というストーリーです。その困った連中の滑稽なまでに足掻き奮闘する姿に、必ずや視聴者は共感してしまうだろうと思います。更には先の見えないサスペンスフルな展開に、エンターテインメントとしてきっとハマることと思います。そして今までの不倫・復讐モノを更に強力にした今回のドラマを見た視聴者は、そのケレン味溢れる激しい展開の結果、スカッとした爽快感と明日を生きるための勇気をもらえると思っています。ご期待ください。

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読者の反応

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mako @mako10969t

脚本が「彼女がそれも愛と呼ぶなら」の上野詩織さん✨
かのそれの氷雨が大好きなので、更に期待大😊

#略奪奪婚
#伊藤健太郎

内田理央、伊藤健太郎、中村ゆりか共演ドラマ放送 どん底に落ちた男女の略奪・復讐劇(コメントあり) https://t.co/vCQx2wTIau

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