真田広之「SHOGUN 将軍」シーズン2での新鮮な“ひねり”を予告、美しいラブストーリーも

ドラマ「SHOGUN 将軍」シーズン2のプレゼンテーションが11月13日に香港ディズニーランドホテルで行われた。主演の真田広之、彼とともにエグゼクティブプロデューサーを務めるジャスティン・マークス、レイチェル・コンドウが「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー 2025」に出席。アジア各国のメディアへ向けて2026年1月の撮影開始を控えるシーズン2について語った。

ディズニー傘下のFXが製作する本作は、ジェイムズ・クラベルの小説を原作にした戦国スペクタクル。シーズン1では徳川家康、石田三成ら実在の歴史上の人物をモデルに、“天下分け目の戦い”が始まる前夜を描いた。シーズン2では前作の10年後が舞台に。真田演じる吉井虎永とイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン / 按針の運命が交錯する壮大な物語がつづられるという。すでにシーズン3の制作も決まっている。

世界的に注目を集めたシーズン1の快挙について、真田は「プロデューサーとして、主演の俳優として、2つのトロフィーをいただきましたから、あれは驚きでしたね」と述懐。さらに「これまで関わってくださった方々や、先輩方、先生方の顔が授賞式では毎回浮かびました。これで1つの恩返しができたのかなという思いと、これを励みにもっとがんばれよと、還暦を過ぎた身体に鞭を打ってがんばろうと思わせていただきました」と振り返る場面もあった。

シーズン2に向けて多少のプレッシャーがあることに触れつつも、「私たちには素晴らしいチームがいます。そこに多くの素晴らしいキャストたちも加わってくれます。ですので、今からもう撮影が待ち遠しくてたまりません。このプレッシャーを強みに変えて、さらに素晴らしい作品を作りたい」と意気込む。

真田はシーズン2の内容について多くを語らなかったが、「10年後の物語になるので、私はずっと歳を重ねてしまっているでしょうし、もっとずっと静かになっているでしょう（笑）」と冗談交じりに紹介。「日本の歴史的な物語ですが、史実として何が起こったのかを知っている方でも、新鮮に驚いて興奮していただける“ひねり”が入っています。ぜひ期待していただけたら」と呼びかけた。

この日はシーズン2から新たに水川あさみ、窪田正孝、榎木孝明、國村隼、金田昇が参加することが明らかに。マークスは「新キャストの導入は、実用的な理由によるものです。先のシーズンをご覧の方ならおわかりですが、多くの登場人物を失ってしまいましたからね」とユーモアを交えて会場を沸かせる。また「美しいラブストーリーが展開します。もちろん戦と戦による代償についての物語でもあります。シーズン2の戦は、そのスケールや悲劇性という観点において、これまで見たことのないようなものになるでしょう」と語った。

「SHOGUN 将軍」シーズン2の配信時期は未定のため続報を待とう。シーズン1はディズニープラスで全話独占配信されている。