「祖谷物語 -おくのひと-」の
禅に伝わる悟りまでの道程を十枚の牛の絵で表した「十牛図(じゅうぎゅうず)」から着想を得て、京都・臨済宗大本山妙心寺の僧侶の協力のもと制作された本作。急速に変わりゆく時代、放浪の旅を続けていた狩猟民の男は、山中で神々しい黒い牛と邂逅する。人里離れた民家でともに暮らし、生きるために大地を耕し始めた男と牛だったが、自然の猛威を前に息を合わせることができない。しかしある禅僧との出会いをきっかけに、次第に心を通わせるようになる。
主演の李康生(
このたび解禁されたビジュアルには、映画本編が採用した2つの画面サイズ、白黒のスタンダードとカラーのシネスコで表現された世界を示唆するデザインが施された。題字はリー・カンションが手がけている。YouTubeで公開された映像は、禅僧の「私は、何者でもありたい」というセリフから始まり、坂本による楽曲「20210310」や重なり合う自然音、牛にもたれて休む男の姿などが収録された。
東京・牛嶋神社では、2026年2月28日まで「映画『黒の牛』特別展覧 牛嶋神社」が開催中。LEDと日本家屋が融合する新しい障壁画メディアアートが、常設上映されている。映画の公開を記念し、12月14日には蔦、リー・カンション、田中が登壇するトークイベントが決定。田中による“場踊り”も披露される。参加費は無料で、「黒の牛」のXアカウントをフォローし、固定ポストをリポストすることで抽選に応募できる。詳細は特設サイトで確認を。
映画「黒の牛」予告編
「映画『黒の牛』特別展覧 牛嶋神社」情報
開催日時・会場
開催中~2026年2月28日(土)
東京都 牛嶋神社
開催時間
7:00~22:00
入場料
無料
「黒の牛」スペシャルイベント 情報
開催日時・会場
2025年12月14日(日)14:00~
東京都 牛嶋神社
参加費
無料
※抽選
蔦哲一朗の映画作品
リンク
K's cinema @ks_cinema
リー・カンション×田中泯×坂本龍一「黒の牛」予告解禁、牛嶋神社での特別イベントも(写真14枚) https://t.co/tD8lRjCeIy