「スポンジ・ボブ」劇場版最新作が来年春公開、立派な大人になるため海賊を救う冒険へ

アニメ「スポンジ・ボブ」シリーズの劇場版最新作「劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ！」が、2026年春に日本で劇場公開されることが決定。ティザービジュアルと予告編、場面カット3点が解禁された。

海底にある町ビキニタウンでペットのカタツムリ・ゲイリーとともに暮らしているスポンジ・ボブと、彼と親友であるヒトデのパトリック、隣人で同僚でもあるタコのイカルド、尊敬するボスであるカニのカーニなど、個性あふれるキャラクターたちの日々を描いた本シリーズ。本作でスポンジ・ボブは身長が伸び、長年夢見たジェットコースターに乗ろうと遊園地へ。だが直前で怖気づき、心はまだ大人でないことを思い知った彼は、勇敢さを手に入れ真の“立派な大人”になるため、呪われた海賊を救う冒険に出る。

スポンジ・ボブを宮田幸季、パトリックをかぬか光明、イカルドを上田燿司、カーニさんを奥田啓人が演じるほか、頭脳明晰なリスのサンディ、ライバルであるプランクトンを松浦チエが1人2役で担い、スポンジ・ボブのテレビシリーズに出演している声優たちがキャストに名を連ねた。また本作では悪役キャラ“さまよえるオランダ人”が劇場版に初めて登場。オリジナル版ではマーク・ハミルが声のキャストを務めており、「スター・ウォーズ」シリーズでルーク・スカイウォーカーの吹替えを担当してきた島田敏が声優を務める。

日本版ティザービジュアルには、「準備はイイ？」と問いかける海賊仕様の眼帯をつけたスポンジ・ボブの笑顔が、ポスターからはみ出すほどのビッグサイズでデザインされた。YouTubeで公開された予告編では「準～備OK！」というスポンジ・ボブのかけ声とともに、パトリック、ゲイリー、カーニ、プランクトンらビキニタウンの住民たちの姿が確認できる。また映像では海賊の衣装に身を包んで勢いよく宝箱から飛び出すスポンジ・ボブとパトリックや、「臆病者にはキケンすぎる！」というさまよえるオランダ人の忠告とともに、今回彼らが冒険を繰り広げる“死者の世界”へ向かう船の様子が収められた。

「劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ！」の配給は東和ピクチャーズが担当する。

「劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ！」予告編