「国宝」監督の李相日が「ワン・バトル・アフター・アナザー」絶賛「映画に革命が起きた」

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全米の批評家の間で絶賛を巻き起こしている映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」が、ここ日本でも全国で公開中だ。今年「国宝」が日本映画の歴史を変える記録的なヒットを飛ばしている映画監督の李相日が本作を鑑賞。「映画に革命が起きた瞬間」とコメントを寄せた。

左から「ワン・バトル・アフター・アナザー」ポスタービジュアル、李相日

左から「ワン・バトル・アフター・アナザー」ポスタービジュアル、李相日

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監督はカンヌ、ヴェネツィア、ベルリン、世界3大映画祭の監督賞を唯一制覇したポール・トーマス・アンダーソン(PTA)。主演を務めたのは、かつてPTAの出世作「ブギーナイツ」の主演オファーを断ったことを「人生最大の後悔」と語るレオナルド・ディカプリオだ。念願のタッグが実現し、ディカプリオがすぐにテンパってしまう冴えない元革命家の父親を演じた。

スティーヴン・スピルバーグ、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラなど名だたる監督たちが声をそろえて絶賛している本作。過去の因縁から娘の命を狙われる主人公ボブが、一筋縄ではいかない、息もつかせぬ“怒涛のチェイスバトル”に巻き込まれるさまが描かれる。「絶対に観たかった」と忙しいスケジュールの中で鑑賞した李相日の感想はこちら。

「PTAが格の違いを見せつけ、“面白さ”の定義をひっくり返した。映画に革命が起きた瞬間を見逃してはならない」

「ワン・バトル・アフター・アナザー」場面写真

「ワン・バトル・アフター・アナザー」場面写真 [拡大]

果たして李相日が「“面白さ”の定義をひっくり返した」と言う本作の全貌とは。

162分という本編の長さもまったく気にならないほど、ディカプリオの不機嫌で必死な父親の姿には爆笑必至。最後のカーチェイスは、ガツンとめまいがするほどの衝撃をもたらす。今年のアカデミー賞大本命とも言われる重要作をぜひ劇場で目撃してほしい。

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映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」本予告

読者の反応

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🍠 @fjmdayon

きたよ、まってたよこの絶賛 https://t.co/0SUQDhbbqb

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