夏帆×竹内涼真が料理を通じて“再生”「じゃあ、あんたが作ってみろよ」ドラマ化

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夏帆竹内涼真がダブル主演を務める新ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」が、10月にTBS系でスタートするとわかった。2人は本作で初共演。谷口菜津子の同名マンガが原作となっている。

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」ビジュアル ©︎TBS

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「じゃあ、あんたが作ってみろよ」ドラマ化お祝いイラスト

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本作は、恋人ファースト故に自分を見失った山岸鮎美(やまぎしあゆみ)と「料理は女が作って当たり前!」な亭主関白思考を持つ海老原勝男(えびはらかつお)の成長と再生を描くロマンスコメディ。大学時代から交際している2人は同棲にも慣れ、順調に思えていたが、勝男のプロポーズ直後に別れる。そして2人は“料理を作る”ことを機に当たり前と思っていたものを見直していく。

左から竹内涼真演じる海老原勝男、夏帆演じる山岸鮎美 ©︎TBS

左から竹内涼真演じる海老原勝男、夏帆演じる山岸鮎美 ©︎TBS[拡大]

夏帆は料理上手な鮎美を演じる。安定した人生を送るために努力を惜しまない彼女は、ハイスペックな勝男に献身的に尽くすものの、ある人との出会いから「自分の好きなものとは?」と考えるようになる。夏帆は「鮎美が抱えている問題は、きっと誰しもが抱いたことのあるものなんじゃないかと、自分自身と照らし合わせながら、どこか鮎美を見守るような気持ちで演じています」と語り、竹内の印象を「生命力溢れる方! 人柄もお芝居も人を惹きつけて、前に推し進めていくパワーがあります」と述べた。

左から海老原勝男役の竹内涼真、山岸鮎美役の夏帆 ©︎TBS

左から海老原勝男役の竹内涼真、山岸鮎美役の夏帆 ©︎TBS[拡大]

竹内扮する勝男は、鮎美の手料理に対して何かと一言多いが「鮎美のためを思って言っている」と悪気がない人物。彼は鮎美に完璧なプロポーズをするが、彼女からの返答は「無理」だった。本作を「すごく面白い題材」と語る竹内は「そんな素敵な作品からオファーをいただいたということは、『自分をちゃんと見つめ直せよ』って言われているようです(笑)」と吐露。夏帆との共演を「僕が学生の頃から作品を見ていて、お芝居が素敵だなと思っていた方の一人です。だからこのタイミングでご一緒できることが、本当に嬉しいです」と喜んだ。プロデューサー・杉田彩佳と谷口のコメントは後述の通り。

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」は毎週火曜22時よりオンエアされる。脚本は劇団アンパサンドの主宰・安藤奎が執筆し、演出を伊東祥宏、福田亮介、尾本克宏が担う。

火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」

TBS系 2025年10月スタート 毎週火曜 22:00~22:57

夏帆 コメント

オファーをいただいたときは、元々原作を一読者として楽しく読ませていただいていたこともあり、鮎美を演じている自分が想像できなくて、とても驚きました。「わたしで良いんですか…?」と。それでも、なりふりかまわず飛び込んでみたい! と思えるパワーが安藤奎さんの脚本にはありました。
初めは鮎美との共通点を探すことに苦心して、どんなふうに演じたらいいのか試行錯誤していましたが、鮎美が抱えている問題は、きっと誰しもが抱いたことのあるものなんじゃないかと、自分自身と照らし合わせながら、どこか鮎美を見守るような気持ちで演じています。
初共演の竹内くんは生命力溢れる方! 人柄もお芝居も人を惹きつけて、前に推し進めていくパワーがあります。自分にはないものをたくさん持っている竹内くんとご一緒できることがとても心強いです。ラブストーリーではありますが、なんだかバディのようで、お互いが持っている力を思う存分発揮できる作品になったらいいなと思っています。
鮎美と勝男の奮闘を視聴者のみなさんもぜひ応援していただけたら嬉しいです。

竹内涼真 コメント

なんで僕に声をかけてくださったのか?と思って読んでみたら、まるで心の中を覗き見されているような気分になって(笑)。普段、自分が言っていることややっていることを、ちょっと見直さなきゃいけないなと思いました。「男たち、気づけ!」みたいな、すごく面白い題材ですよね。そんな素敵な作品からオファーをいただいたということは、「自分をちゃんと見つめ直せよ」って言われているようです(笑)。誰もが共感できる面白い内容なので、夏帆さんと一緒に頑張りたいと思っています。
夏帆さんのことは、僕が学生の頃から作品を見ていて、お芝居が素敵だなと思っていた方の一人です。だからこのタイミングでご一緒できることが、本当に嬉しいです。
この作品は、見落としがちだけど日常に溢れている、みんなが心のどこかで感じていることを、いろいろな角度から描いているんです。だからこそ、自分自身の毎日を振り返ったり、役との共通点を探したりしています。「あ、こういうの見たかった!」と思ってもらえる作品になればいいなと思っています。
勝男が自分を見つめ直して、少しずつ成長していく姿を、応援してもらえたら嬉しいです。

杉田彩佳(プロデューサー)コメント

「変わっていく時代に、自分はどこまで追いついていけるだろうか」
谷口先生の原作を読んだときに、何度も思った言葉です。
今まで二人だけの世界で生きてきた男女が、別れをきっかけに新しい扉を開けながら、自分のために、誰かのために変わろうとする愛らしい姿を、この度、コメディドラマとして皆様にお届けします!
8年ぶりにTBSドラマに帰ってきてくださった夏帆さんと、今回初めて火曜ドラマを引き受けてくださった竹内さん。お二人が並ぶ様子を見る度に、とても光栄で嬉しく感じます。
自分らしさを取り戻したい女と彼女を取り戻したい男の、それぞれの成長物語に加えて相手を想う優しさが詰まった作品を、キャスト・スタッフ一丸となって皆様にお届け致しますので、応援の程、よろしくお願い致します!

谷口菜津子 コメント

ドラマ化、本当に嬉しいです!!
この作品は、一見すると“時代遅れ”に見える勝男の反省と成長を見守る物語ですが、同時に“時代とともに変わっていく価値観”について、私たち自身が考える物語でもあると思っています。
その部分を大切にしながらも、たくさんのスタッフさんやキャストの皆さんが意見を出し合い、この物語を再構築して、原作を超えるような作品になってくれたら本当に嬉しいです!(私もそれを観て「超えてやる!」と頑張りたい!)
そして、いつも読者の皆様の感想に励まされるだけでなく、多くの学びをいただいています。今回のドラマについても、皆様の感想をお聞きできるのを心から楽しみにしています!

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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“脚本は劇団アンパサンドの主宰・安藤奎が執筆し、演出を伊東祥宏、福田亮介、尾本克宏が担う”

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