スペインのレストラン、ムガリッツに密着したドキュメンタリー映画「
食文化を探求する“ガストロノミー”の中心地であるスペイン・バスク地方に店を構え、ミシュラン2つ星を獲得する名店のムガリッツ。毎年11月から翌4月までの半年間は休業し、スタッフ総出で新メニュー開発に専念するユニークな営業スタイルで知られる。本作ではムガリッツの厨房に半年にわたってカメラが潜入し、研究チームやシェフたちが実験的な料理を作り上げる作業に密着した。監督は、ホラー映画「REC/レック」シリーズで知られ、もともとムガリッツの熱心なファンだったという
このたび到着した場面写真は、料理開発のプロセスを捉えたもの。客自ら“骨”を割って中に入っているものを取り出すメニューの調理過程や、何百尾にも及ぶ小エビを1つずつピンセットで整列させていく様子など、アートのような品々が収められている。プラサはムガリッツを“反アルゴリズム”と表現し、「緊張しながらも期待に満ちた笑顔で、刺激的な、ひょっとするとがっかりしたりいらだったりするけれど、けっして予測できない体験がこれから始まることを知りながら訪れる人たちに、挑戦状を叩き付ける場所」と語った。
「ムガリッツ」は東京・シネスイッチ銀座ほかで順次ロードショー。
パコ・プラサの映画作品
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何百尾もの小エビをピンセットで整列…ミシュラン2つ星の名店に密着「ムガリッツ」新写真、公開日も決定
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