TSKさんいん中央テレビのコンテンツ発掘プロジェクト、最優秀企画はイリエナナコ「男人魚」

TSKさんいん中央テレビによるコンテンツ企画募集プロジェクト「DOPAMINE（ドーパミン）」の最優秀企画に、イリエナナコの映画「男人魚」が選出された。

「DOPAMINE」は新しい刺激と感動を通じて人々に興奮と喜びをもたらすことを目指す発掘プロジェクトで、映画、ドラマ、マンガ、アニメ、小説などジャンルを問わず、海外への発信を視野に入れた挑戦的な企画を広く募集するもの。最優秀企画には賞金100万円と最大2000万円の制作予算が用意され、TSKさんいん中央テレビの協力のもとコンテンツを完成させる機会を与えられる。500を超える応募から選ばれた「男人魚」の制作はすでに開始しており、2026年に完成予定だ。

イリエはフリーランスとして作家や広告・ブランドのクリエイティブディレクター、コピーライターとして活動しており、過去に監督として短編「愛しのダディー殺害計画」、中編「触れッドペリー」「謝肉祭まで」を手がけた。彼女は「男人魚」について「自分の好みと今の心にあらためて向き合ったとき、スルッと気持ちよく生まれました。ただ、制作はもちろんかなり大変そうです。まず人魚なので」と語り、「今から楽しみでどきどきです。奇妙だけど奇をてらわない、真摯な作品にできるよう頑張ります」と意気込んだ。

なお「DOPAMINE」の第2期の実施が行われることも明らかに。10月に応募受付がスタートし、2026年に最優秀企画選定およびコンテンツ製作が行われる予定だ。

イリエナナコ コメント

映画を作りたくて作りたくて、チャンスを求めてネットの海を探索していたところDOPAMINEプロジェクトの情報を突然発見しました。選んでいただいた立場ですが、TSKさんは同じ想いに燃える仲間だと思っています。よいものを作って、日本でも世界でも観てもらいたい。それだけ！

「男人魚」の企画は、自分の好みと今の心にあらためて向き合ったとき、スルッと気持ちよく生まれました。ただ、制作はもちろんかなり大変そうです。まず人魚なので。今から楽しみでどきどきです。奇妙だけど奇をてらわない、真摯な作品にできるよう頑張ります。