「KARATEKA」は、東京オリンピックの空手女子形にスペイン代表として出場し、金メダルを獲得したサンドラ・サンチェスの半生を描くもの。若い頃に代表チームを離れたのち、数々の苦難を乗り越えて40歳になる直前に金メダリストとなるまでの物語がつづられる。
吉田が演じたのは、サンドラのライバルである日本人世界女王。日本で空手の稽古を積んだ吉田は、劇中で英語のセリフにも挑戦している。彼女はオファー時を「本当に驚きましたし、同時に私に務まるのかと大きな不安も感じました」と振り返り、「初めてアリッツ監督にお会いした時に『吉田さんは日本との架け橋のような存在になる』と言ってくださったのが、とても嬉しかったのを覚えています」とコメント。「スペインの映画チームに参加できたこと、そして空手の素晴らしさを知れたこと。本当に沢山の人生の経験をさせていただきました」と撮影を振り返った。
そしてモレノは吉田が声優として出演した「ルックバック」を映画館で3回観たと明かし、「何度観ても、感情を大きく揺さぶられる作品でした」と称賛。「『吉田さんならどんな役でも演じられる方に違いない』と強く感じ、今回の起用を考えるきっかけになりました」と語っている。
「KARATEKA」は2026年にスペインで劇場公開予定。現地での配給をワーナー・ブラザース・ピクチャーズが担当する。
吉田美月喜 コメント
「KARATEKA」に出演が決まった時、本当に驚きましたし、同時に私に務まるのかと大きな不安も感じました。しかし、初めてアリッツ監督にお会いした時に「吉田さんは日本との架け橋のような存在になる」と言ってくださったのが、とても嬉しかったのを覚えています。
今回初めて空手を練習させて頂いたのですが「礼儀・作法」の武道に通じる心も知ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
リハーサルと撮影を合わせて、1ヶ月以上もスペインに滞在させて頂きました。撮影では実際にサンドラさんが型を披露して下さったのですが、鳥肌が止まらず、思わず魅入ってしまいました。それと同時に、監督がこの型に惚れて映画を作ろうと思った理由がわかったような気がしました。
スペインの映画チームに参加できたこと、そして空手の素晴らしさを知れたこと。本当に沢山の人生の経験をさせていただきました。映画「KARATEKA」が世界と日本の架け橋となる作品になることを願っています。
アリッツ・モレノ コメント
吉田美月喜さんがW主演を務めた、映画「ルックバック」は、映画館でだけでも3回観ました。何度観ても、感情を大きく揺さぶられる作品でした。
そんな難しい役柄を、声だけで表現しきった吉田さん。「吉田さんならどんな役でも演じられる方に違いない」と強く感じ、今回の起用を考えるきっかけになりました。
また、台本をお渡しした際には、吉田さんご本人はもちろん、チームの皆さんもストーリーへの深い理解を示してくださり、私の意図を的確に汲み取ってくださったことも、起用を後押しする大きな理由となりました。
映画ナタリー @eiga_natalie
吉田美月喜「KARATEKA」で海外映画に初出演、主人公と対峙する空手の世界女王役(コメントあり)
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監督は「ルックバック」を3回観たアリッツ・モレノ
「吉田さんならどんな役でも演じられる方に違いない」
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