俳優エリオット・ペイジの自伝「Page Boy」2月に発売、中村中が推薦

Netflixシリーズ「アンブレラ・アカデミー」で知られる俳優エリオット・ペイジの自伝「Page Boy エリオット・ペイジ自伝 トランスジェンダーとして勇気を持って生きる、ハリウッド俳優の回想録」が、2月28日にDU BOOKより刊行される。

ペイジは1987年生まれ、カナダ・ノヴァスコシア州出身。1997年にEllen Philpotts-Page名義でテレビドラマデビューを果たし、2006年公開の映画「ハードキャンディ」「X-MEN：ファイナル ディシジョン」などへの出演で注目を集めた。2008年公開「JUNO／ジュノ」では予期せぬ妊娠をした女子高校生を演じ、第80回アカデミー賞の主演女優賞にノミネート。2020年12月にトランスジェンダーであることを公表し、エレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名した。

本書は、ペイジが家族との心の溝、愛の渇望、性自認の不一致から来るメンタルヘルスの不調、俳優としての成功とハリウッドでのハラスメント、友情や人々との交歓などについてつづったもの。シンガーソングライター・役者の中村中は本書を推薦し、「この勇気を、この人生を、あなたはまだ無視するのですか」とコメントを寄せた。