長尾謙杜が“最強”に変貌遂げる「室町無頼」新写真、大泉洋「どんどんかっこよくなる」

大泉洋が主演を務めた「室町無頼」より、長尾謙杜（なにわ男子）扮する青年・才蔵の姿を捉えた新写真が到着した。

応仁の乱前夜の京を舞台とする本作では、日本史上初めて武士階級として一揆を起こした蓮田兵衛（はすだひょうえ）と、彼のもとに集結した“無頼”たちの姿が描かれる。大泉が兵衛、堤真一が悪党一味の首領・骨皮道賢を演じた。

天涯孤独の身で絶望の中にいた才蔵は、汚れた川へと落ち、緑色のボロ服をぐっしょりと濡らした姿から「蛙」と呼ばれていた人物。兵衛に拾われたことから彼の物語は始まり、命を賭けた地獄の修行や、さまざまな戦いを経て、無敵の棒術を身に付けた“最強”へ成長していく。

長尾は「いつかヒーローのような役を演じてみたい、アクションにも挑戦してみたいと思っていた」と回想し、「無邪気さもありますが、どこか肝が据わっていて、ちょっと落ち着きがあるところもある。いろいろなものに対して本当にまっすぐな気持ちを持っている素直な少年」と役どころを分析する。

大泉はそんな彼について「才蔵と長尾くんというのが見事に被る感じがありました」とコメント。そして「本当に長尾くんがどんどんかっこよくなっていくのが、見ていて痛快でしたね」「まだ20歳そこそこの長尾くんが、50歳の僕が演じた役の風格をどこか感じさせるように最終的にはなっていた。『すごいな、長尾くんは』と思いましたよ」と称賛する。さらに堤は、長尾のアクションシーンについて「もう永遠に終わらないんじゃないかなと思うぐらい大変な技をやっていました。足で蹴り上げて棒を持つとか、それだけをやれと言ったらできるかもしれないけれど、流れの中でやるのは簡単に見えてとても難しい」と語った。

入江悠が監督を務めた「室町無頼」は1月17日より全国でロードショー。