学力最底辺から全国トップへ、メキシコの実話描いた「型破りな教室」12月公開

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サンダンス映画祭で映画祭観客賞(フェスティバル・フェイバリット・アワード)を受賞したメキシコ映画「Radical」が「型破りな教室」の邦題で、12月20日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開される。配給はアット エンタテインメント。

「型破りな教室」ポスタービジュアル

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「型破りな教室」場面写真

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本作は麻薬と殺人が日常と化した街の小学校に赴任した教師が、そのユニークな授業で成績を全国最低レベルからトップに導いた実話をもとにした作品。舞台はアメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロス、常に犯罪と隣り合わせの環境で育ってきた子供たちが通う小学校だ。教育設備は不足し、意欲のない教員ばかりで、学力は国内最底辺。しかし、新しく赴任したフアレスの型破りな授業で、子供たちは学ぶ喜びを知り、クラス全体の成績は飛躍的に上がっていく。

教師フアレスに扮したのは、「コーダ あいのうた」の音楽教師役で注目を集めたエウヘニオ・デルベス。「快楽の代償」のクリストファー・ザラが監督・脚本を担った。メキシコ本国では300万人を動員し、国内映画で2023年ナンバーワンの大ヒットを記録。限定公開されたアメリカでも、スペイン語作品であるにもかかわらず初週で5位にランクインした。

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(c)Pantelion 2.0, LLC

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井戸陽介 @y_idotter

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