鈴木伸之主演のドラマ「バントマン」10月放送スタート、中日ドラゴンズが全面協力

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東海テレビ「土ドラ」枠にて、中日ドラゴンズの全面協力により制作された同枠初のスポーツエンタテインメントドラマ「バントマン」の放送が決定した。主演は鈴木伸之が務める。

土ドラ「バントマン」より、柳澤大翔役の鈴木伸之。

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土ドラ「バントマン」場面写真

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同作では、打者が自ら犠牲になってランナーを得点圏へ進める作戦の1つ・送りバントのように、犠牲を払って周囲をサポートする陰のヒーロー“バントマン”にスポットが当てられる。主人公は、ドラゴンズのホームランバッターとして活躍するも、妻を突然の病で亡くし、球団からは戦力外通告を受けた元プロ野球選手・柳澤大翔。彼が自らの“ホームラン人生”を終わらせるわけにはいかないとトライアウトを受けるが、プロの球団ではなく一般企業で「他者のためにチャンスを提供するバントマンになれ」と指示されるところから物語が展開していく。

土ドラ「バントマン」より、鈴木伸之演じる柳澤大翔。

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柳澤役の鈴木は、子供の頃プロ野球選手に憧れ、中学生まで地元のクラブチームで4番バッターとして活躍した経験を持つ。彼は「頑張っている姿に『私も僕も頑張ってみようかな?』と思わせてくれるようなキャラクターだなと思っています」と役どころに言及し、「野球愛に溢れた大人たちが、誰かのために奮闘する新しい形の作品です」とドラマをアピールする。

土ドラ「バントマン」場面写真

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中日ドラゴンズ監督の立浪和義。

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撮影はドラゴンズの本拠地である愛知・バンテリンドーム ナゴヤでも行われ、打席に立った鈴木はドームに何度も快音を響かせた。ドラゴンズの監督・立浪和義は「さすが野球経験者ですね! バットがちゃんと内側から出ていて、きれいなスイングをしています」と鈴木のフォームを絶賛した。

なおプロデューサーの遠山圭介は「普段、目立たないけれど誰かのために頑張っているすべての人へ捧げるドラマです」と視聴者にメッセージを送った。3人から届いたコメント全文は下記の通り。

全11話の「バントマン」は10月12日に放送スタート。東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて、毎週土曜23時40分からオンエアされる。脚本は「六人の嘘つきな大学生」の矢島弘一、演出は「ミヤコが京都にやって来た!」の千葉行利と「コタツがない家」の丸谷俊平が担う。

土ドラ「バントマン」

東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 2024年10月12日(土)スタート 毎週土曜 23:40~24:35
※全11話

鈴木伸之 コメント

土ドラ「バントマン」より、柳澤大翔役の鈴木伸之。

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小さい頃の憧れはプロ野球選手で、中学2年生までクラブチームに所属して野球をしていたので、オファーを頂いた時はワクワクもしたし、自分に務まるのかすごくプレッシャーも感じました。
どうしたらプロ野球選手に見えるのか、時間があれば練習をしています。手にマメが何度も出来て、テーピングを巻かないと痛くてバットを振ることができない時もありました。

僕が演じる柳沢大翔は、とにかくバッティングに自信があって、諦めない気持ちを何よりも大切にしている人。逆に言うと諦めが悪い男ですね。でもそこが憎めなくて、頑張っている姿に「私も僕も頑張ってみようかな?」と思わせてくれるようなキャラクターだなと思っています。

父が大の野球好きで、家ではいつもテレビの野球中継がついていました。
今はドラマの撮影が終わるとすぐにドラゴンズの結果をチェックし、一喜一憂して…。ドラゴンズの選手の役を演じさせもらったからこそ、これまでとはちょっと違った思いで応援しています。

好きな選手をあえて挙げるとすれば、細川成也選手ですね。野球にひたむきに向き合っているのをすごく感じます。中田翔選手が第一線で戦っている姿にもすごく力をもらっています!

ケガで野球を断念した自分が、まさかドラゴンズのユニフォームを着てバンテリンドーム ナゴヤの打席に立てるとは思ってもみませんでした。
バントマンは、野球愛に溢れた大人たちが、誰かのために奮闘する新しい形の作品です。
無理やり野球に絡めているところも、ドラマの面白さの一つになっているので、見て笑ってもらえたら嬉しいです。

立浪和義(中日ドラゴンズ監督)コメント

鈴木伸之のフォームを見て

鈴木さんはさすが野球経験者ですね! バットがちゃんと内側から出ていて、きれいなスイングをしています。身長も高いし、フォームを見ても野球をやっていたことが一目でわかります。

ドラマのテーマでもある「送りバント」について

野球にはそれぞれ役割があるので、まずはその役割をしっかり果たさないといけません。その中でも送りバントは「決めて当たり前」と思われますが、実は一番難しいプレーです。1点を争うタイミングでのバントはすごく緊張します。現役時代、特に若い時はサインが出た時は嫌でしたね。当時は失敗すると怒られたのですごいプレッシャーでした。

野球の魅力について

自分が駄目でもまわりに助けてもらえたり、仲間で力を合わせて臨むのが野球。そこがこのスポーツの魅力の1つですね。

普段ドラマは観るか

監督になってからドラマを見ることが多くなりました。アクションものや韓国ドラマなどいろんなジャンルの作品をみます。

視聴者へのメッセージ

バンテリンドームで撮影をしたと聞いて、この球場でどんなプレーが展開されたのか楽しみです。プロ野球選手は選手生活が終わってからの人生が長いので、セカンドキャリアをどう描くのかも非常に興味があります。何より中日ドラゴンズと連続ドラマが初めてコラボしているので期待は大きいですね。皆さんもぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

遠山圭介(東海テレビ プロデューサー)コメント

「犠牲バント」は野球における大切な戦略の一つですが、ヒーローとなり得るのはチャンスメイクされた次以降を打つ打者。バントを成功させた人がヒーローとして称えられることはとても稀です。
進んで「バントをしたい!」と手を挙げる人はほとんどいないでしょう。
ただしその人の犠牲が、チームへの貢献があってはじめて、勝利へと突き進むことが可能になるのです。このドラマではそんなバントをする人に注目してみました。

多くの人が華やかなヒーロー・ヒロインになることを夢見ながら現実と戦っていると思います。
仕事や家庭など、日々様々なことを犠牲にしながら、まわりの人のために歯を食いしばって生きている人も多いと思います。このドラマは、全国にあふれる犠牲心を持った“隠れバントマン”の皆さんにエールを届けたい、そんな思いで制作しています。

主人公は再び日の目を見ることを願いながら、自身のポリシーの真逆ともいえる犠牲バントの精神で、自分のためではなく他人のためにチャンスの芽を提供します。鈴木伸之さんの熱いお芝居と、スイングの鋭さに是非注目してください。

誰もが憧れるホームランバッターやエースピッチャーだけがヒーローじゃない。
スーパーとは言えない主人公ですが、様々な場面で犠牲心を発揮することで周りを幸せに導き、そして自分も成長していく。その姿はまさに隠れたヒーローです。

普段、目立たないけれど誰かのために頑張っているすべての人へ捧げるドラマです。

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