映画「
このたび到着した映像の中で、ヘイは山田の原作小説に言及し「中心となるのが生前の両親に会うということです。私が感じ取ったのは自分の過去を思い出し、記憶と向き合うということ」「家族について語るいい機会だと感じ、人間関係や性の多様性も語るべきだと思いました」と、映画化に至った経緯を明かす。キャスティングについては「最高の配役だった」と述べ、主演のスコットに関して「好きな役者でしたし、彼が適役だと感じた」「必ず絶妙に演じて俗っぽくならないと確信していました」と信頼をうかがわせた。
本作ではロケ地の1つとして、ヘイ自身が幼少期を過ごした家が使われている。40年ぶりに戻った家での撮影を振り返ったヘイは「奇妙で感情的でありつつ、素晴らしい経験」と表現。続けて「役者やスタッフにはいい影響を与えました。かつての私の家が彼らのものになり、そこで不思議な物語を紡ぎました」と回想した。
「異人たち」は全国で公開中。
映画「異人たち」インタビュー映像 <アンドリュー・ヘイ>
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tAk @mifu75
「異人たち」監督のアンドリュー・ヘイ、山田太一の原作や“最高の配役”について語る(インタビュー映像あり) https://t.co/MAmRJDa6iu