豊田ルナ、寺坂頼我とドラマ「恋は湯けむりの中で」で再共演「ずっとヒーロー」

ドラマ「恋は湯けむりの中で」の記者向けイベントが、本日1月20日に東京・烏山区民センターで行われ、キャストの都丸紗也華、豊田ルナ、高鶴桃羽、平野宏周、寺坂頼我、小松準弥が出席した。

本作は、3つのエピソードで構成されたオムニバス形式の恋愛ドラマ。群馬の伊香保、静岡の南伊豆と伊東という温泉街を舞台に、男女それぞれの目線から恋模様が描かれる。一部の撮影ではPOV手法が用いられることから、登場人物と温泉デートをしているような気分にもなれる作品だ。

「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」で共演していた豊田と寺坂は、「誰にもバレるな！ワタシがカレを推さない理由」に友達以上恋人未満の男女役で出演。寺坂は「王道のラブコメです。ある意味何も考えずに観られます」とアピールすると、すかさず平野から「この2人だったら考えちゃう！」と声が飛ぶ。これを受けた寺坂が「まさかこんな感じで共演するとは思わなくて。最初はなんか気まずかったんですけど、ずっと知っていたのですぐに呼吸も合いました」と言うと、豊田は「私は気まずいとは思ってなくて、やりやすかったです」と笑ってから「以前ご一緒したときとは役柄も全然違う。共演できるうれしさもありました」と語った。

寺坂は撮影を振り返り「地味な男の子を演じてます。事前に監督に『爽やかさと、イケメンさはなくして』と言われて、難しいなって……」と口にしてから、自身を「イケメン」と表現したことに焦り「言われたことなかったんで！」と釈明。平野から「頼我くんのイケメンさは取れてました？」と質問が飛ぶと、豊田は「イケメンさは取ってたと思うんですけど、どうしても目がキュルキュルしていて（笑）。頼我くんのファンの方はわかると思うんですけど、タピオカみたいな目をしているんです。キュルキュルの素敵な笑顔を一生懸命抑えているんだろうなと思ってほほえましく見てました」と笑みをこぼした。

都丸と平野は、“別れさせ屋”の男が不倫中の女性を口説こうと近付く1編「偽りの温泉旅行プロジェクト」で共演。入浴シーンで苦労したことを問われた平野は「僕、真面目なんで、役に入り込んじゃって、パンツまで脱いじゃって（笑）。スタッフさんが『キャー！』って。脱ぐフリだけすればよかったんですけど、その頭がなくて、みんなの前で全裸になっちゃいました」と苦笑する。「コールドムーンの夜に」に出演した小松は「本当に温泉を楽しませていただきまして！ 特に大変なことはなかったです」と温泉を満喫した様子を見せ、「僕、髪を洗うシーンがあるんですけど、そのシーンは注目してほしいです！」と呼びかけた。

イベント中盤には男性陣がヒーロー作品に携わっていたことにちなみ、女性キャストへそれぞれの共演者に「ヒーローを感じた瞬間は？」という質問が投げ掛けられる。小松と共演した高鶴は「初対面のときもこんなふうに（ヒーローのような凛々しい立ち方）してたんですよ！」と回想し、「『好きな飲み物は何？』って事前に聞かれていて。コンビニに寄ったときにふいにホットレモンを『寒いから』って渡してくれました」と感謝する。小松は「ちょっと待って、マジで覚えてない！ 渡したのは覚えてたけど、事前に聞いてたのかな？」と驚き、高鶴から「事前に聞かれました」と返され、「え？ めっちゃイケメンじゃないですか!?」と自画自賛した。

続く豊田は、寺坂を「ずっとヒーローなんですよ。裏表がなくて、誰にでも分け隔てなく笑顔で接する。根っからのヒーローだなと改めて感じました」と絶賛。都丸は平野に「演技面で頼りになる。“俺はこう思う”っていうのをしっかり持っていらっしゃる方。演技に関してアドバイスいただいたりヒーローだなと思いました。本当に救われました」と伝え、平野を照れさせた。

全9話の「恋は湯けむりの中で」はテレビ神奈川で1月26日深夜にスタート。毎週金曜24時から放送される。監督には山田晃久、井上博貴、山田雅史が名を連ねた。

ドラマ「恋は湯けむりの中で」

テレビ神奈川 2024年1月26日（金）スタート 毎週金曜 24:00～24:30
※各種配信サイトでも公開予定