舞台は中絶が違法だった時代のアメリカ、立ち上がる女性たちの物語「コール・ジェーン」公開

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実話をもとに、女性の選択の権利としての人工妊娠中絶について描いたアメリカ映画「Call Jane」が、「コール・ジェーン ―女性たちの秘密の電話―」の邦題で3月22日に全国公開される。主演は「ピッチ・パーフェクト」シリーズなどに出演し、リブート版「チャーリーズ・エンジェル」では監督を担ったエリザベス・バンクスだ。

「コール・ジェーン ―女性たちの秘密の電話―」ポスタービジュアル

「コール・ジェーン ―女性たちの秘密の電話―」ポスタービジュアル

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物語の舞台は、人工妊娠中絶が違法だった1968年のアメリカ・シカゴ。妊娠によって心臓の病気が悪化した主婦ジョイは、唯一の治療として中絶を申し出るが、地元の病院では拒否され、違法だが安全な中絶手術を提供するアンダーグラウンドな団体・ジェーンにたどりついた。さらにその後、彼女が中絶が必要な女性たちを救うために立ち上がる様子が切り取られていく。なお、ジェーンは実在した団体で、1960年代後半から1970年代初頭にかけて推定1万2000人を救ったと言われている。

監督と脚本は「キャロル」で第88回アカデミー賞脚色賞にノミネートされたフィリス・ナジーが担当し、「ダラス・バイヤーズクラブ」「バービー」のロビー・ブレナーがプロデューサーを務めた。バンクスがジョイを演じ、「エイリアン」シリーズで知られるシガニー・ウィーバーがジェーンのリーダー、バージニアに扮している。YouTubeでは予告編が公開中。

映画「コール・ジェーン ―女性たちの秘密の電話―」予告編

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読者の反応

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塚原久美🍀著書『日本の中絶』他、訳書『新版中絶と避妊の政治学』『中絶がわかる本』他よろしく! @kumi_tsukahara

実話を元にしたエンターテインメント映画「コール・ジェーン」3月22日封切決定!
#コール・ジェーン https://t.co/Z2j9SqDtlT

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