山谷花純がドラマ「東京彼女」1月号で主演、港区女子のリアルを演じる

Ella projectドラマシリーズ「東京彼女」1月号で山谷花純が主演。ドラマ「around 1/4（アラウンドクォーター）」の富田未来が監督を務める。

毎月第1月曜に配信される「東京彼女」は東京に住んでいる女性のリアルライフをテーマにしたWEBドラマシリーズ。2023年4月より新作がドラマ公式YouTubeチャンネルで公開されている。

「港区女子」をテーマした1月号では25歳の誕生日を目前に控える西麻布のラウンジ嬢さな役で山谷が主演。さなの親友でラウンジ嬢のゆずか役で2022年と2023年に東レキャンペーンガールを務めたことで知られる間瀬遥花、新人ラウンジ嬢しおり役でドラマ「しもべえ」の橋本乃依、バーの雇われ店長役で男女混合歌唱グループLove Harmony's, Inc.のリーダー・坂田隆一郎、さなの客カワノ役で山崎樹範、さなの常連客ワタナベ役で槙尾ユウスケ（かもめんたる）がキャスティングされた。脚本を執筆したのは演劇ユニット「モミジノハナ」の主宰・野花紅葉。2023年12月号に引き続きAOI Pro.がプロデュースを担当した。

山谷は「今回初めて、港区女子と呼ばれるラウンジ嬢役を演じさせて頂きました。二日酔いの気だるさが抜け切らない日常、ネオンが降り注ぐ世界を眺め、『綺麗は汚い。汚いは綺麗』という言葉が浮かびました。彼女達が抱える埋まらない孤独とは。求める普通とは。撮影が終わった今も考えています。1人でも多くの方々へ、港区のリアルを知っていただけると嬉しいです」と語った。そのほか山崎、富田、野花、プロデューサー・黒澤優介のコメントは下記の通り。

ドラマ「東京彼女」1月号は本日1月8日に全5話がドラマ公式YouTubeチャンネルで一挙配信される。

山谷花純 コメント

今回初めて、港区女子と呼ばれるラウンジ嬢役を演じさせて頂きました。二日酔いの気だるさが抜け切らない日常、ネオンが降り注ぐ世界を眺め、「綺麗は汚い。汚いは綺麗」という言葉が浮かびました。彼女達が抱える埋まらない孤独とは。求める普通とは。撮影が終わった今も考えています。1人でも多くの方々へ、港区のリアルを知っていただけると嬉しいです。

山崎樹範 コメント

普段出会う事のない港区女子。普段行く事のないラウンジ。普段飲む事のないお酒。撮影中、異世界に迷いこんだような不思議な気分になりました。でも作品は凄く生々しいリアルな世界。東京で彼女達は力強く生きている。素敵なドラマに出会えました。

富田未来 コメント

東京をテーマに、脚本家の野花さんが描く“ラウンジ嬢”という世界は、誰もが経験することのない特殊な世界だと思いますが、現代を切り取ったある種の縮図のような世界だと思いました。なぜそこまで生き急ぐことが現代において重要なのか。何かに依存しながらも、自分を肯定することに精一杯であるということ。非日常のように見えて、それは彼女たちの紛れもない日常であり、そんな彼女たちが今日もどこかで息をしているということが、何よりも美しく儚い生き物だなと感じます。きっと遠からず共感できる部分が、どこかにあるかもしれません。

野花紅葉 コメント

自分から見てウソっぽい / 特別っぽい悩みについて書いてみたら、自分にとって非常に身近な悩みについての作品になってしまいました。一見、無関係だったり別世界だから、と切り離していたあらゆることは、意外とすぐそばにあったりするのかもしれません。
“ステータス”という5文字を忘れて観ていただければ……と思いつつも、“ステータス”という5文字を嫌でも思い出す作品になったのではないかと思います。「面倒くさい」「知らない世界の」「メンヘラ」、と片付けてしまわないで、最後まで見届けてくだされば幸いです。

黒澤優介 コメント

脚本の野花さんとは、学生時代に「劇団てあとろ50'」という早稲田大学の演劇サークルで一緒に活動をしていました。昨年50周年を迎え、錚々たる大先輩方がいらっしゃる中で、現役代からはコロナ以降集客が戻らない、部員が思うように集まらないという声も聞きます。“少しだけ”先輩の我々が頑張ることで、再び学生演劇に活気が戻るきっかけになれたらと、“少しだけ”背伸びをした大人の作品をご覧頂けたら嬉しいです！