「ニューヨーク・オールド・アパートメント」を原作者が絶賛「期待を超えていた」

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映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」より、原作者アーノン・グランバーグのインタビューコメントが到着した。

「ニューヨーク・オールド・アパートメント」場面写真

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「ニューヨーク・オールド・アパートメント」メインビジュアル

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本作はペルーからアメリカ・ニューヨークに移り住み、不法移民として暮らすデュラン一家の物語。アメリカンドリームを夢見る母と年頃のピュアな息子たちが、それぞれ恋をしながら生きる意味を見出していく。これが長編デビュー作となるマーク・ウィルキンスが監督を務め、アメリカが抱える移民問題を背景に親子の絆を描き出した。母ラファエラをマガリ・ソリエル、息子役を双子のアドリアーノ・デュランマルチェロ・デュランが演じ、タラ・サラーサイモン・ケザーもキャストに名を連ねる。

ラマと自撮りする歩行者を演じる、原作者アーノン・グランバーグ。

ラマと自撮りする歩行者を演じる、原作者アーノン・グランバーグ。[拡大]

約70万部出版のベストセラーとなった原作について、グランバーグは「私の経験や、ニューヨークの小さなイタリアンレストランでウェイターをしていたときの観察にもとづいています」と述懐。ウィルキンスから連絡があったときのことを振り返り、「私の小説を映画化したいと言ってくれて、私は彼の人となりに好感を持ち、何も期待せず、映画の詳細も聞かずに『イエス』と答えました」と語る。

完成した映画を、グランバーグは「期待をゆうに超えていました」と絶賛。「泣けて、笑えて、私の作品の精神に忠実で、ユーモアにあふれ、哀愁が漂い、ニューヨークを愛しつつ理想化しすぎることなく、芸術や人生における不可解な残酷さを描いた映画でした」と感想を明かした。ちなみにラストシーンではラマと自撮りする歩行者役で出演しており、「タイムズスクエアでエキストラを経験したことも誇りに思っています」とコメントしている。

「ニューヨーク・オールド・アパートメント」は1月12日より東京・新宿シネマカリテほか全国でロードショー。

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(c) 2020 - Dschoint Ventschr Filmproduktion

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