棺を背負いトルコの果てなき道を進む、祖父と孫娘の物語「葬送のカーネーション」予告

3

47

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 7 37
  • 3 シェア

トルコとベルギーの合作映画「葬送のカーネーション」のメインビジュアルと新たな場面写真8点が到着。あわせて予告がYouTubeで解禁された。

「葬送のカーネーション」メインビジュアル

「葬送のカーネーション」メインビジュアル

大きなサイズで見る(全14件)

「葬送のカーネーション」新場面写真

「葬送のカーネーション」新場面写真[拡大]

第35回東京国際映画祭のアジアの未来部門に出品された本作。アナトリア半島の南東部を舞台に、年老いた難民のムサが亡き妻の遺体を故郷に埋葬するという約束を守るため、孫娘ハリメとともに母国を目指すさまが描かれる。

「葬送のカーネーション」新場面写真

「葬送のカーネーション」新場面写真[拡大]

予告編には荒涼としたトルコ南東部の果てしない冬景色を進むムサとハリメの姿とともに、詩的なセリフの数々が切り取られた。映画評論家の暉峻創三による「先鋭的で強烈な作家性を世界に印象付ける一作が登場した」とコメントも収められている。メインビジュアルには、ハリメの強いまなざしとともに、両親を失った彼女の「天国のお母さん これが世界のすべてなの?」という問いかけが添えられた。

デミル・パルスジャンがムサ役、シャム・シェリット・ゼイダンがハリメ役で出演。トルコの新鋭ベキル・ビュルビュルが監督を務めた。

「葬送のカーネーション」は、2024年1月12日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。

トルコ映画「葬送のカーネーション」予告編

この記事の画像・動画(全14件)

(c)FilmCode

読者の反応

  • 3

映画配給会社ラビットハウス🐰 公式 @usaginoie_film

ラビットハウス初の洋画買付作品「葬送のカーネーション」は公開まで2か月を切りまして新しい予告編とKEYARTを情報解禁いたしました。
#トルコ #ファンタジー #洋画 #国際映画祭 #深田晃司 #暉峻創三 #ヒューマントラスト有楽町 #新宿武蔵野館 #恵比寿ガーデンシネマ #難民
https://t.co/fICjIkOsza

コメントを読む(3件)

ベキル・ビュルビュルの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 葬送のカーネーション / ベキル・ビュルビュル / デミル・パルスジャン / シャム・シェリット・ゼイダン の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。