ドラマ「マイホームヒーロー」の制作発表イベントが本日10月17日に東京・有楽町朝日ホールで開催され、キャストの
山川直輝と
盛大な歓声で迎えられたキャストたち。オファーを受けた際を振り返った佐々木は「主人公は犯罪者なのに『マイホームヒーロー』という(タイトルの)ギャップにやられました。彼は淡々と死体処理をこなしていくんですが、そこにリアリティも面白みもあって、役者冥利に尽きましたね。撮影中はとても幸せな期間でした。感無量でございます」とコメントし、高橋は「原作も知っていて、オファーをいただいてむちゃくちゃうれしかったです。やりたかった役柄ですし、初めての挑戦でした」、齋藤は「お話をいただいたときに周りに相談したら、偉い方から『絶対に受けたほうがいい』『やって大成功な作品だと思う』と言われて。そんな作品に出られて光栄です」と喜びをにじませた。木村は「原作のイメージを壊してはいけないと思ったんですが、マンガを読んだら『けっこう似てない? いけるんじゃない?』って。でもメガネを掛けると、以前私が演じた阿佐ヶ谷姉妹にも見えてしまうような(笑)。微妙なラインですごく苦労しました」と冗談を飛ばす。
役について尋ねられると、佐々木は「僕の役はほぼほぼ9割ピンチなんですよね(笑)。頭をフル回転させて、体を動かし続けました。隣にいる人(高橋)に殴られたり蹴られたり、血だらけになりながら毎日撮影して、最高で気持ちいい期間でした」、高橋は「キレ者の役だったので、賢い部分を出そうとしました。現場では最年少ですし、半グレの貫禄や底知れない怖さをどう出そうかとがんばりました」と語る。齋藤が「蔵之介さんと多江さんが、役にハマっていらっしゃるだろうことは容易に想像がつきました。なのでお二方なら引っ張ってくれそう、と安心して現場に入れたんです。零花ちゃんのシーンは基本的にほっこりするシーンが多くて、ほかの皆さんがピリピリしている中でダラダラしていました」と言うと、佐々木は「僕は9割ピリピリですから、齋藤さんとのシーンがすごくよかったです!」と癒やしの時間だったことを明かした。
撮影現場のエピソードを聞かれた高橋が「僕は佐々木さんへの最初の挨拶で『人見知りなんですー』と言いまして」と話すと、佐々木から「どんな挨拶やねん!」と素早くツッコミが入り、会場に笑いが起きる。続けて高橋は「アクションは初めてだったんですが楽しくて。でもダンスの癖が体に入ってるので、それを取るのに時間が掛かりましたね。何かを奪うようなときもダンスターンみたいな動きをしちゃって(笑)」と説明。それを聞いた佐々木が「拳銃を使うシーンでは、高橋くんが『耳栓してください』と指示されたのに『痛い痛い……耳栓が入りません』と言っていて」と証言すると、高橋は「最終的に取ってやりました。僕の耳の形が(耳栓を)受け付けてなくて」と茶目っ気たっぷりに振り返った。
イベント内では「自分は◯◯ヒーロー」というお題に答えるコーナーも。佐々木は「ぶどうを食べるのが速いヒーロー」、齋藤は「パッキングヒーロー」、小さい頃から飛び蹴りの練習をしていたという木村は「飛び蹴りヒーロー」と回答する。高橋は「夜道を寝ながら歩いていたんですが、パッと前に物影があると思ったら電柱で。すぐさま反射神経でかわした、というヒーローです……」と言ったあと「飛び蹴りのほうがインパクトがありましたね!」とぼやいていた。ほかにも佐々木・高橋、齋藤・木村でそれぞれチームを組んだ”バディ対決コーナー”も行われた。
最後には佐々木が、映画版の公開が2024年3月8日に決まったことを発表。映画ではドラマの続きが描かれることも明らかになった。佐々木は観客に「今年の2月から5月まで、最高の原作を最高の形で映像化したいと知恵を絞って撮影してきました。主人公の罪がいつか許されることがあるのか、来年3月まで見守ってください」とメッセージを送り、イベントを締めた。
ドラマイズム「マイホームヒーロー」
MBS 2023年10月24日(火)スタート 毎週火曜 24:59~
TBS 2023年10月24日(火)スタート 毎週火曜 25:28~
※初回は第1話、第2話連続放送
※TBS放送終了後、TVer、MBS動画イズムで1週間見逃し配信あり
※ディズニープラス「スター」にて10月25日(水)より世界見放題独占配信
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自分は○○ヒーロー
→恭平くん「夜道を寝ながら歩いていたんですが、パッと前に物影があると思ったら電柱で。すぐさま反射神経でかわした、というヒーローです……」
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