安田真奈や池田エライザが監督、「ぼくらのレシピ図鑑」特集が大阪・愛知・兵庫で開催

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映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの特集上映が大阪・シアターセブンで10月7日から、愛知・シアターカフェで10月21日から、兵庫・神戸三宮シアター・エートーで11月17日から行われる。

左から「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」「夏、至るころ」「メンドウな人々」のビジュアル。

左から「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」「夏、至るころ」「メンドウな人々」のビジュアル。

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「ぼくらのレシピ図鑑」イラスト

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映画24区が2018年に立ち上げた「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズは、「地域」「食」「高校生」をキーワードとする映画製作プロジェクト。このたびの特集上映では、兵庫県加古川市を舞台に安田真奈が監督を務めた第1弾「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」、池田エライザの監督デビュー作で福岡県田川市を舞台にした第2弾「夏、至るころ」、安田が山梨・富士吉田市を舞台に男子高校生と面倒なおじさんの“ちょっぴりおかしな友情”を描いた第3弾「メンドウな人々」がスクリーンにかけられる。「36.8℃ サンジュウロクドハチブ」には堀田真由渡辺真起子寺脇康文、「夏、至るころ」には倉悠貴リリー・フランキー原日出子高良健吾、「メンドウな人々」には片岡千之助藤嶋花音柳明日菜大迫一吹筒井真理子的場浩司らが出演した。

映画24区の代表・三谷一夫は「本シリーズは、全国各地で作られている『ご当地映画』とは異なります。従来の商業映画の作り方とは異なる形を模索し続ける中で、地域(自治体)を製作主体とした、新たな映画の作り方を日本映画界に提示するものです」と述べ、「2018年にスタートした本シリーズですが、コロナで3年間動けない時間が続きましたが、ようやく第3弾(メンドウな人々)が9月2日より公開が決定し、2024年度に向けて新企画を全国各地で再開します。今後は、新進の監督や俳優たちも積極的にチャレンジできるシリーズに育てていければと考えています。お楽しみに」とつづった。

「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズ特集上映

2023年10月7日(土)~13日(金) 大阪府 シアターセブン
2023年10月21日(土)~27日(金)愛知県 シアターカフェ ※10月24日、25日は休映
2023年11月17日(金)、11月18日(土) 兵庫県 神戸三宮シアター・エートー

三谷一夫(映画24区代表・プロデューサー)コメント

本シリーズは、全国各地で作られている「ご当地映画」とは異なります。
従来の商業映画の作り方とは異なる形を模索し続ける中で、地域(自治体)を製作主体とした、新たな映画の作り方を日本映画界に提示するものです。

単に東京の映画スタッフが地域に乗り込んで、映画を撮影するだけではなく、映画の企画段階から地元の高校生ら市民と、演技や脚本のワークショップを通じて、プロの映画スタッフと同じ時間を共有しながら、シナリオ作りやロケハン、美術の準備、地元料理の開発、キャストオーディションなどを丁寧に進めていきます。世界に1つしかないオリジナル映画が完成すれば、その後は市民一丸となって、全国の映画館や日本の地域映像や食に関心の高い海外に向けて幅広く発信していきます。

2018年にスタートした本シリーズですが、コロナで3年間動けない時間が続きましたが、ようやく第3弾(メンドウな人々)が9月2日より公開が決定し、2024年度に向けて新企画を全国各地で再開します。今後は、新進の監督や俳優たちも積極的にチャレンジできるシリーズに育てていければと考えています。お楽しみに。

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シアターセブン @juso_theater7

「#ぼくらのレシピ図鑑」特集上映
大阪はシアターセブンにて10/7(土)より! https://t.co/2oDzUceXUa

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