映画「
本作は、大学生の久能整が膨大な知識と独自の持論を淡々と述べながら事件を解くミステリー。劇場版では、広島を訪れた整がいわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に巻き込まれる、通称“広島編”が描かれる。整を菅田が演じた。
キャストたちは、観客の歓声に迎えられながらイエローカーペットを歩きステージへ。菅田は「ドラマのお話をいただいたときに連載していたのが、この広島編でした。ふたを開けてみると、このエピソードはドラマに入っておらず……。整くんの説明にもなるエピソードなので、ここをやらないと終われない!という気持ちがありました」と伝える。松山は「広島編は整くんにとっても重要なエピソード。だからこそ温度感や空気感を映像化して落とし込めるか正直恐怖でしたが、皆様のお力添えでいい映画になりました」と語った。
柴咲は「厳かなシーンからスタートしたので、最初はピリピリした空気でした。このまま殺伐した空気で現場が進むのかな?と思っていたら、いつの間にか学校みたいにフレンドリーになって。現場に行くのが本当に楽しみでした」と笑顔を見せる。菅田のファンだという松下は、「(菅田は)芝居力や人間力が高くて、いつか一緒にお仕事したいなと思っていました。クランクインして整くんを見て、本物だ!とうれしかったです」と喜んだ。
劇中では眼鏡を着用している町田。彼が「数ある中から“ベストオブ眼鏡”をしっかり選びました!」と話すと、菅田が「『眼鏡忘れた』と言いながら、かけてたことあったよね?」と明かし、会場は笑いに包まれる。オーディションで、広島編のヒロインとも言うべき狩集汐路役に起用された原は「1ファンとして毎週欠かさずドラマを観ていましたので、まさか自分がこの世界に入れるとは思いませんでした」と述懐。続けて彼女は「(現場では)動物に関するクイズをたくさんして、盛り上がって楽しかったです」とほほえんだ。
動物クイズの出題者である萩原は「僕自身がすごくダチョウが好き。足の速さとか、ダチョウの特性をクイズに出して、皆さんとおしゃべりしていました」と振り返る。汐路の母・ななえ役の鈴木は「うちの娘の汐路は本当にいい子」と原を絶賛。滝藤は「(共演者は)テレビ業界に爪痕を残す作品を作っている皆さんなので、俳優生命をかけて臨まないとヤバいぞと。久しぶりに本気出しました!」と述べ、会場を盛り上げた。
ドラマ版から引き続き、大隣警察署のメンバーを演じた伊藤、尾上、筒井。尾上は「皆さんは動物クイズ?やってたらしいですけど、俺たちは筒井さんの政治クイズですよ!」と話し笑いを誘う。2年ぶりの集結に筒井は「楽しかったよね」と笑顔を見せ、伊藤は「いつメンですよね」と茶目っ気たっぷりに仲の良さをアピール。永山は原に関して、「もっとこれからも見ていきたい輝きをスクリーンに焼き付けた方だなと。素晴らしかったです」と褒めたたえた。
田村由美の同名マンガを実写化した「ミステリと言う勿れ」は、9月15日より全国ロードショー。
katsuΣ! 菅田将暉 推し★沖縄代表 @katsumiisa
「ミステリと言う勿れ」菅田将暉らキャスト集結、原菜乃華は萩原利久と動物クイズ
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