アンソニー・ホプキンス主演「マジック」再上映も、「ホラー秘宝まつり」5都市で開催

「ホラー秘宝まつり 2023」が東京、京都、大阪、愛知、福岡で開催決定。上映作品も発表された。

2014年に東京・キネカ大森でスタートした「ホラー秘宝まつり」。第10回を迎えるに伴い、今回はイベント史上最大規模の5都市で行われる。

上映作品は全17本。イタリアの名匠ダリオ・アルジェントが1980年代に手がけた「オペラ座／血の喝采」、エドガー・アラン・ポーの怪奇幻想小説をもとにロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニが競作したオムニバス「世にも怪奇な物語」、ベトナム戦争の帰還兵が市民に食らいつくスプラッター「地獄の謝肉祭」は、いずれも4Kリマスター版で日本初上映される。

またキングレコードの“蔵出し”として、アンソニー・ホプキンスが狂気の腹話術師を演じた「マジック」、実在の連続殺人鬼ヘンリー・リー・ルーカスの日常を淡々とつづった「ヘンリー」、グァルティエロ・ヤコペッティの名を世界に知らしめたドキュメンタリー「世界残酷物語」「続・世界残酷物語」のリバイバル上映も。

さらに「夏のホラー秘宝まつり」と「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」の過去作品からもセレクト。それぞれの歴代動員率トップ5の作品がアンコール上映される。切り離されたシャム双生児を描くカルトホラー「バスケットケース」、ダンボール製の“殺人迷路”をめぐって冒険が繰り広げられる「キラー・メイズ」などがラインナップに並んだ。

「ホラー秘宝まつり 2023」は8月18日に東京・キネカ大森、アップリンク吉祥寺、京都・アップリンク京都、8月19日に大阪・シアターセブン、8月26日に愛知・シネマスコーレでスタート。福岡・KBCシネマでも近日上映される。鑑賞料金は一般1500円で、5作品鑑賞すると次回の鑑賞料金が無料になる。また10本鑑賞すると、キングレコードの廉価版シリーズ「死ぬまでにこれは観ろ！2023」より好きなBlu-ray / DVDが1枚もらえる。

「ホラー秘宝まつり 2023」日程・上映作品

東京都 キネカ大森 2023年8月18日（金）～9月7日（木）
東京都 アップリンク吉祥寺 2023年8月18日（金）～8月31日（木）
京都府 アップリンク京都 2023年8月18日（金）～8月31日（木）
大阪府 シアターセブン 2023年8月19日（土）～9月1日（金）
愛知県 シネマスコーレ 2023年8月26日（土）～9月8日（金）
福岡県 KBCシネマ 近日上映

巨匠たちの大饗宴（スクリーン初上映）

「オペラ座 血の喝采（4Kリマスター版）」
「世にも怪奇な物語（4Kリマスター版）」
「地獄の謝肉祭（4Kリマスター版）」

キングレコード蔵出しリバイバル上映

「マジック」
「ヘンリー」
「世界残酷物語」
「続・世界残酷物語」

「夏のホラー秘宝まつり」TOP5（アンコール上映）

「バスケットケース」
「悪魔の墓場」
「血ぬられた墓標」
「ビヨンド（4Kレストア版）」
「ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖」

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」TOP5（アンコール上映）

「キラー・メイズ」
「ヴィーガンズ・ハム」
「スリー・フロム・ヘル」
「BECKY ベッキー」
「キラー・ジーンズ」