「アラジン」超えのヒットスタート！「リトル・マーメイド」監督をキャストが語る

「リトル・マーメイド」より、キャストのハリー・ベイリーらが監督のロブ・マーシャルについて語るインタビューコメントが到着した。

現地時間5月26日に全米でひと足先に封切られた「リトル・マーメイド」。初日を含めた3日間の興行収入は約9550万ドル（日本円で約133億円）を記録し、「アラジン」超えのヒットスタートとなった。映画批評サイトRotten Tomatoesの観客スコアは、6月3日時点で95％という高評価となっている。

米アカデミー賞で6部門に輝いたミュージカル映画「シカゴ」などで知られるマーシャル。マーメイドの王女アリエルを演じたベイリーは「彼とのお仕事は夢のようでした。私はずっと彼のファンだったんです。『シカゴ』は大好きな映画であり、彼は伝説の人。大ファンだっただけに、『リトル・マーメイド』に参加する前は緊張しました」と振り返り、「お仕事をしてみて、彼は真のアーティストなのだと改めて気付いたんです。彼は本当にクリエイティブで、完璧主義者。自分の作品にあれほど情熱を注ぎ、小さなことにもこだわる人を見て感動しました。何度もリハーサルを繰り返す中で、彼は、私が自分でも気付いていなかったものを引き出してくれたんです。彼のおかげで、私は新しいレベル、もっと深いところへ行くことができたと思います」と語る。

また海の王トリトンに仕える執事長セバスチャンの声を担当したダヴィード・ディグスは「ロブ・マーシャルは天才です。彼は俳優がやりやすい現場を作ってくれるし、そのシーンをよりよくするためのアイデアをどんどん思い付くんです。彼はとてつもないビジョンを持っていて、すべてのシーンが明確に彼の頭の中にあります。それなのにリハーサル中、俳優の誰かが何か新しいことをやると喜んでくれるんです。もっといいものが出てきたら、自分が頭で考えていたことを変える柔軟性もあるというのはとても特別なことですよね」とコメントした。

そしてカツオドリのスカットルに声を当てたオークワフィナは「彼との仕事は特別でした。私にとって映画の現場は恐ろしい場所なんです。最高のことをやりたいと思うから。特に今回は、長く愛されてきたキャラクターを演じるプレッシャーもありました。でもロブは役者に自信を持たせてくれるんです」と信頼を明かし、海の魔女アースラ役のメリッサ・マッカーシーは「ロブ・マーシャルは、信じられないほど美しく、面白く、魅力的な物語を作り上げました」と絶賛した。

「リトル・マーメイド」は6月9日に全国で公開。

※動画は現在非公開です。