“子供による子供のための”短編3本で構成された「ボクらの映画」下北沢K2で上映

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子供たちに演技を学ぶ機会を提供する「ACT芸能進学校」が企画・製作した短編オムニバス「ボクらの映画」が、明日1月4日から12日まで東京・下北沢のK2で上映される。

「ボクらの映画」メインビジュアル

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諸江亮の監督作「うちのじいじは字が書けない」、菱沼康介の監督作「超能力がほしい」、八重樫風雅の監督作「アレッ!」という“子供による子供のための”短編映画3本で構成された「ボクらの映画」には、総勢24名の子供キャストと6名の大人キャストが集った。YouTubeでは予告編が公開中。上映期間中は複数日程で監督およびキャストによるトークイベントが開催される。

ACT芸能進学校のロゴ。

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ACT芸能進学校は“コロナ禍でも子供たちの学びの場を止めたくない”という思いから2020年10月にオンラインでスタート。今後も子供たちのさらなる成長と学びの機会を創出するため、独自の映画制作を行っていく。

諸江亮 コメント

諸江亮

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撮影を終えたとき、キャストの方々にメイキングカメラに向かって一言いただいたのですが、コロナ禍においてみんなが一丸となって撮影ができたことに対して、涙する方もいらっしゃいました。私も思わず目頭が熱くなりました。
私の拙い演出ですが、キャストとスタッフの熱量のおかげで、お客様の胸も熱くなる作品に仕上がったと思います。
少しでも多くのお客様に届きましたら幸いです。

菱沼康介 コメント

菱沼康介

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映画「超能力がほしい」は、わたしがデビュー時からその重要性を説いてきた児童映画(物語も観客も子供が主体となる映画)の最新作です。
オーディションで選抜した子供キャストを起用して、実写ならではの情緒豊かな内容になっております。
タイトルから想像される物語を飛び越えて、ぐわっとくる展開になるドラマで、ちょっと道徳寄りの児童映画による、実写ならではの軽みと重みの語りをお楽しみいただけたら。
コロナ禍がやや落ち着いたタイミングで埼玉の自然豊かな嵐山で撮影させていただきました。
この撮影に、ご協力いただいたすべての方に感謝を。
そして、新たにこの物語の一員になっていただける、あなたに感謝を伝えたい。
気にかけていただけたことだけでも一歩前進。
おっと、とにかく、ありがとうございます。
多くの人へ届けたい思いを紡ぎました。その思いがさらに多くの人に届く機会をいただけることを願っています。

八重樫風雅 コメント

八重樫風雅

八重樫風雅[拡大]

初めまして、八重樫と申します。
本企画のお話しを頂いたのが、4年前でした。
オーディションを経てすぐにコロナウイルスが日本でも蔓延し製作を延期する事になります。
再開の指針を感染者数が減少していた2021年末に向けましたが、それでも終息ではない。
我々の判断で子供たちにリスクを伴わせていいのかという葛藤の中、彼らのエネルギーが作品を牽引しました。
呼応し、大人も元気いっぱいに頑張りました。
私たちが知らない特異な学生生活の中で、多くの我慢があるに違いないでしょう。いつもはマスクで隠れてしまっている素敵な個性を、魅力を、お芝居を通して存分に発揮して下さりました。
この作品を皆様と共に育んでいくことが出来れば幸いです。

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菱沼康介 4月28日演技WS 短編集DVD 10月仏上映 @hisikosu

“子供による子供のための”短編3本で構成された「ボクらの映画」下北沢K2で上映(予告編あり / コメントあり) https://t.co/SzVVrSjt7F

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