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本作は「ジェンマ(宝石)」という名の通り美しく輝く少女と、16歳で出会った初恋相手パオロ、そしてパオロの親友たちの物語。1982年からの約40年間、激動の時代に翻弄されながらも、彼らが出会いと別れを繰り返す日々が描かれる。
ムッチーノは「それぞれの中に私がいる」「人間には欠点が多いから人生の壁にぶつかっていくアンチヒーローたちを描くのは面白かった」と思い入れたっぷりに主要キャラクターたちに言及する。そして「4人が成長し、人生の節目を迎え、その過去を振り返る過程を捉えている。青春時代に信じてやまなかった確信や、裏切り、失望、挫折。人生はそう甘くはないという強く厳しい教えを痛感しながらも明日を生きていく」と本作に込めた思いを語った。
ムッチーノにとって、本作はこれまでの監督作とは異なるジャンルだという。彼はその理由を「主人公たちの内面の葛藤だけではなく、時間の経過が根底にあるから。時間とともに、彼らは変化していく。己のコントロールが効かなくなってしまうところまでね。生きた時間や時代は登場人物を形作り、運命を作り、予期せぬ状況を提示し、選択を迫る。そして困難な状況に陥ったときこそ、一つの真実の扉を開く機会を得ることができるんです」と伝えた。
「離ればなれになっても」は全国の劇場で上映中。
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