粂田剛の監督作「ベイウォーク」予告編、「なれのはて」上映も決定

粂田剛の監督作「ベイウォーク」の予告編がYouTubeで公開。あわせてコラムニスト・えのきどいちろうのコメントが到着した。

本作は、フィリピンの困窮邦人に密着した粂田が「なれのはて」に収録できなった人物たちにフォーカスを当て、再構成したドキュメンタリー。予告編には、マニラ・ベイウォークで路上生活をしている赤塚崇と、高層アパートメントで第2の人生をスタートさせた関谷正美の姿が収められた。劇中音楽は「なれのはて」に引き続きチューバ奏者の高岡大祐が担当している。

本作を鑑賞したえのきどは「粂田監督のスタンスも社会問題を扱うとかじゃなく、ただ魅入られたようにカメラを回している。文句なく傑作です」と絶賛。なお東京・K's cinemaでは「ベイウォーク」公開期間中の日曜日、水曜日に「なれのはて」の上映も決定した。

「ベイウォーク」は12月24日よりK's cinemaほかでロードショー。

えのきどいちろう コメント

「人間のキワ」が映ってると思いました。それはもう否定も肯定もできない。
ただただ見入るだけです。惹きつけられます。
粂田監督のスタンスも社会問題を扱うとかじゃなく、ただ魅入られたようにカメラを回している。文句なく傑作です。