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本作は、ノーベル賞を2度受賞した科学者“キュリー夫人”ことマリ・キュリーの半生を描く物語。
映像はマリが将来、夫となるピエールに声を掛ける場面でスタート。自分の名前を覚えていたことを不思議に思うマリに、ピエールはその理由を学者らしく語り始める。
フリーアナウンサーの磯貝初奈は「偉大な研究の影の部分には胸が詰まりましたが、光を享受している以上、影を直視することも不可欠だと改めて実感しました」と述べ、映画・音楽パーソナリティの奥浜レイラは「ロザムンド・パイクは近年、演じるべき役柄を意識的に選び世に問う。ないことにされがちな女性の才能、汚れたものとして秘されがちな野心や欲望を肯定し『こうであってほしい』と望まれる画一的な女性像を壊す」とつづった。
またコラムニストの山崎まどかは「偉人伝に登場する『キュリー夫人』像を解体するような、ベル・エポックのパリに生きる女性としてのマリー・キュリーの物語が新鮮!」と、YouTuberのゆきりぬは「キュリー夫人の男性社会に生きる女性として葛藤する姿がリアルで印象的だった」と語っている。
「キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱」は、10月14日より神奈川・kino cinema横浜みなとみらいほか全国で順次公開。
※kino cinemaのeはアクサンテギュ付きが正式表記
磯貝初奈(フリーアナウンサー)コメント
キュリー夫人の才能を真っ直ぐに尊敬し、その包容力で全てを受け入れていた夫ピエールの温かさが眩しいです。
偉大な研究の影の部分には胸が詰まりましたが、光を享受している以上、影を直視することも不可欠だと改めて実感しました。
奥浜レイラ(映画・音楽パーソナリティ)コメント
ロザムンド・パイクは近年、演じるべき役柄を意識的に選び世に問う。ないことにされがちな女性の才能、汚れたものとして秘されがちな野心や欲望を肯定し「こうであってほしい」と望まれる画一的な女性像を壊す。演じることで社会を前進させる逞しさ。今作も目が離せなかった。
山崎まどか(コラムニスト)コメント
偉人伝に登場する「キュリー夫人」像を解体するような、ベル・エポックのパリに生きる女性としてのマリー・キュリーの物語が新鮮! 彼女の信念は闇を照らす光になり、自分や他人を傷つける災いにもなる。ロザムンド・パイクはそんな情熱的で厄介な女を演じさせると、これ以上ないほど輝く。
ゆきりぬ(YouTuber)コメント
同じ理系の女性として、この作品に出会えてよかった。
キュリー夫人の男性社会に生きる女性として葛藤する姿がリアルで印象的だった。
現代社会でキャリアや結婚、出産に悩める女性たちにとって非常に勇気を与えてくれると思う。
奥浜レイラ @layla_okuhama
ロザムンド・パイク様の新作『キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱』にコメントを寄せました📝本日10/14公開です! https://t.co/OKCaH3sd6p