本屋大賞・翻訳小説部門の第1位作品が映画化「ザリガニの鳴くところ」公開

映画「ザリガニの鳴くところ」が11月18日に全国で公開される。

2021年本屋大賞の翻訳小説部門で第1位に選ばれた、ディーリア・オーエンズによるミステリー小説を原作とする本作。アメリカ・ノースカロライナ州の湿地帯で、将来有望な金持ちの青年の変死体が発見された。容疑をかけられたのは、“ザリガニが鳴く”と言われる湿地帯で育った無垢な少女カイア。6歳のときに両親から見捨てられた彼女は学校にも通わず、自然から生きる術を学び、1人で生き抜いてきた。だが心優しき青年との出会いをきっかけに、すべての歯車が狂い始める。

原作に惚れ込んだ女優リース・ウィザースプーンが自身の製作会社ハロー・サンシャインを通して映像化権を取得し、自らプロデュースを担当。そして主人公カイアを、ドラマ「ふつうの人々（ノーマル・ピープル）」のデイジー・エドガー＝ジョーンズが演じた。脚本を手がけたのは「ハッシュパピー ～バスタブ島の少女～」のルーシー・アリバー。ドラマ「シカゴ・ファイア」のオリヴィア・ニューマンが監督を務めた。

YouTubeでは予告編が公開中。原作を愛するシンガーソングライターのテイラー・スウィフトが書き下ろした楽曲「キャロライナ」の一部を聴くことができる。