本作では、1950年代を舞台に、戦争で夫を亡くしたイギリスの家政婦ミセス・ハリスがクリスチャン ディオールのドレスを買うため、フランス・パリへ向かうさまが描かれる。原作はポール・ギャリコの小説「ハリスおばさんパリへ行く」。マンヴィルがミセス・ハリスを演じたほか、
メインビジュアルには、グリーンのドレスを抱きしめるハリスの姿が。YouTubeで公開中の予告編のナレーションは、
「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、11月18日に東京・TOHOシネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTO(ホワイト シネクイント)ほか全国で公開。
大竹しのぶ コメント
20代のころ、山田洋次監督に薦められて原作本の「ハリスおばさんパリへ行く」を読みました。
とてもかわいらしいお話でページをめくるたびにワクワクしていましたが、スクリーンに広がる物語に同じような感情になり、少女のころに戻ったかのように楽しみました。
慎ましく、ささやかな喜びで生きていた女性がクリスチャンディオールのドレスに出会ったことで、外の世界に飛び出してゆく姿が大胆でもありチャーミングで。そして周りの人達も優しいんです。本当に胸がキュンとします。
正直に、一生懸命に生きていれば神様は見ていてくださるんだ、という優しく爽やかな気持ちになる映画です。
FRENCH BLOOM NET @cyberbloom
『ミセス・ハリス、パリへ行く』 (角川文庫)
ポール・ギャリコ著 https://t.co/4w1LqHhAFR
映画の原作はアメリカの作家、ギャリコの作品。ギャリコといえば、イギリスのプログレバンド、キャメルがギャリコの「スノーグース」を音楽化。こちらも傑作。 https://t.co/e6sosC6rLB