本作では、コロナ禍で失意のどん底にたたき落とされた主人公・大木勇造が、突如として出現した巨大怪獣に立ち向かうさまが描かれる。石井の「混迷の時代にこそ、喜劇と特撮を絡めた娯楽映画で観客に楽しんでもらいたい」「日本特撮の“怪獣着ぐるみ”の伝統を後世に伝えたい」という思いから制作された。勇造役の
YouTubeで公開された特報では、怪獣がマスクを吸い込むさまや、大木ら“変人軍団”が怪獣に立ち向かっていく様子が確認できる。また本作を鑑賞した
「特撮喜劇 大木勇造 人生最大の決戦」は12月9日より東京・池袋HUMAXシネマズで公開。
樋口真嗣(映画監督)コメント
怒りは創作の原動力だ。
怒りのない創作物は弛緩したマニュアルに過ぎない。
喜劇と謳いクネクネと歌い踊る本作も石井監督の日頃から鬱積していたであろう、
諸事万端有象無象に向けた怒りのエネルギーが炸裂して映画のタガが外れる勢いだ。
でも犬はかわいいぞ。
三池敏夫(特撮美術監督)コメント
突然リストラされたサラリーマンの奇妙な運命。
最後には大怪獣に立ち向かう羽目になる。果たして結末は!?
奇想天外な人物たちと巨大怪獣の戦い。これぞ石井良和ワールド。
特撮の出来栄えも抜群です。
J.D.リーズ(「G-FAN」編集長)コメント
怪獣とコメディで映画を作るのは難しい。
石井監督は、よくぞやってのけた!
すべての世代に向けられた映画を作ってくれて嬉しいです!
ファビアン・マウロ(ファンタジー映画評論家)コメント
「大木勇造」のような、
インディペンデント映画におけるクレイジー・フィルムのお蔭で、
怪獣映画に新鮮な血が流れる。
モンスタースーツは、情熱と手作業への愛の具現です。
メイド・イン・アジアン・シネマ(映画情報サイト)コメント
大爆笑! やっぱり日本人はイカレテいる!
何と、パンデミック怪獣映画! そして、偽ブルース・リーまで!
素晴らしい発想だ!
ホセ・ルイス・レボルディノス(サンセバスチャン国際映画祭ディレクター)コメント
子供の頃から、
日本特撮映画のモンスタースーツやミニチュアに憧れていた。
石井監督のように、
今でもその伝統を守ろうとする者は偉大である!
アルゼンチン・シネフィクション(映画誌)コメント
この映画を前にして、
昔からの怪獣映画ファンも、
新参者のファンも仰天するに違いない。
器用ビンボーZin @azatousu
石井良和の「特撮喜劇 大木勇造」特報が公開、樋口真嗣らの応援コメントも https://t.co/f1zbG1oWrJ #スマートニュース