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本作では、両親の離婚によって母の故郷・山口県の瀬戸内にある島へやって来た原田凪のひと夏の成長がつづられる。心に傷を負った小学4年生の凪を新津、漁師・守屋浩平を結木、凪の母・真央を加藤が演じた。
お気に入りのシーンについて新津が「結木さんと海に潜って目だけで会話をするシーンが素敵でした」と話すと、結木も「え? 好きなシーンがかぶりました! 2人ともいいシーンだと思っているというのはいいことですね」と言い、思いが通じ合った様子。山口在住の長澤は「瀬戸内の海は波がなくて静かな海。まさに凪」と主人公の名前との関係に触れ、結木は「海へ船で行ったときは本当に波がなくて気持ちがよかったです。それが勝って船酔いはしませんでした」と振り返る。結木は釣りビギナーだそうで、加藤からタイを釣る場面について尋ねられると「あれは……用意していただいたお魚さんを……。魚ってちょっと怖いですよね」としどろもどろになり、会場の笑いを誘った。
山口の自然に癒されたという加藤は「地球から『いつもお疲れさま。ここでゆっくりしていってね!』と言われているような気がした」とコメント。また共演した徳井義実(チュートリアル)とのエピソードを披露し、「徳井さんが海で泳ぐシーンがあったんですが、楽しそうにたくさん泳がれていて。その日が徳井さんのクランクアップだったんです。海からあがったときに『いい夏の思い出ができました。みなさん頑張ってください』と言っていて(笑)。その飄々とした様子が劇中の演じたキャラクターとも重なって見えて、笑ってしまったのをよく覚えています」と回想した。
イベントにはスペシャルゲストとして、山口県下松市のゆるキャラ・くだまるも登場。会場ではくだまるからの「こんな素敵な映画を、下松市を舞台に作ってくださってありがとうございました!」というメッセージが読み上げられ、キャストたちにはくだまるのぬいぐるみがプレゼントされた。くだまるの登壇に新津は「イラストなどでは見たことがあるけれど、会うのは初めて! うれしい! かわいい!」と興奮しきりだった。
「凪の島」は全国で順次公開中。
新津ちせの映画作品
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First-day event of new movie "Nagi no shima" at Shinjuku Picadilly on 20 Aug 2022 - Niitsu Chise, Yuuki Kousei & Kato Rosa
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