映画、ドラマ、舞台と幅広く活動し、主演作「ケイコ 目を澄ませて」が第72回ベルリン国際映画祭のエンカウンターズ部門へ正式出品された岸井。30歳の節目の年に発売されるフォトエッセイでは、デビューのきっかけや、作品に臨む姿勢、作品の舞台裏といった仕事にまつわるエピソードのほか、子供の頃にハマっていたことや高校時代の苦い思い出、家族や友人への思い、恋愛や子供を持つことに対する気持ちなどもつづっている。
また本書には複数の場所で撮り下ろした百数十点に及ぶポートレートや岸井自身がプライベートで撮りためた秘蔵スナップを掲載。天真らんまんに撮影を楽しむ岸井のキュートな表情を楽しむことができる。
岸井は「自分が本を出すなんて考えもしない未来でしたが、あまりにも速く過ぎていく時間の中でいつか思い出せなくなる今とその思いを、こういった形で残そうと決めました」と述べ、「この本を作っていく中で、改めて様々なことを振り返り、自分でも驚くほど変わらない情熱と変わらない生活の中で、でも着実に確実に変わり続けているんだなと。文章はもちろん、このために撮り下ろしてもらった写真は、友人とお散歩している時のようなリラックスした雰囲気での撮影で、ありのままの私が切り取られています。是非手に取ってみてください!!」と呼びかけている。
「余白」は5月26日に予約開始予定。価格は後日発表される。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
岸井「自分が本を出すなんて考えもしない未来でしたが、あまりにも速く過ぎていく時間の中でいつか思い出せなくなる今とその思いを、こういった形で残そうと決めました」/岸井ゆきの初のフォトエッセイ発売「ありのままの私が切り取られています」 - 映画ナタリー https://t.co/viKfUxQD8h