アンセル・エルゴートが来日、伊藤英明とのサウナ通い明かす「馬が合いました」

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ドラマシリーズ「TOKYO VICE」の完成披露試写会が本日4月5日に東京・新宿ピカデリーで行われ、主演を務めたアンセル・エルゴート、エグゼクティブプロデューサーのJ・T・ロジャース、アラン・プール、ジョン・レッシャーが登壇した。

「TOKYO VICE」完成披露試写会の様子。左からアラン・プール、J・T・ロジャース、アンセル・エルゴート、伊藤英明、ジョン・レッシャー。

「TOKYO VICE」完成披露試写会の様子。左からアラン・プール、J・T・ロジャース、アンセル・エルゴート、伊藤英明、ジョン・レッシャー。

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アンセル・エルゴート

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本作はマイケル・マンが製作総指揮と第1話の監督を担当し、日本で新聞記者として働いた経験を持つアメリカ人ジャーナリストの著書をドラマ化した作品。1990年代の東京で危険な裏社会へ足を踏み入れる警察担当記者ジェイクを演じたエルゴートは「マイケル・マン監督と一緒に仕事ができてとてもよかったです。彼は考えを明確に表現する人。ときどきクルーには厳しいですが(笑)、監督を尊敬しています」と流暢な日本語で語り、「監督にジャーナリストの経験を積みなさいと言われて、警察からレポートをもらい、通りすがりの人にインタビューをしました。『しゃべってくれなかったら上司にクビにされると言ってコメントをもらえ』と言っていて。ギリギリまで追い込まれました。でもとてもいい経験です」と笑顔を見せる。

ジョン・レッシャー

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J・T・ロジャース

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アラン・プール

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レッシャーは「私たちが求めたのはリアルさです。忍耐のいる仕事ではありましたが、パンデミックの中でも歩みは止まりませんでした。日本の才能のある方々に集まってもらい素晴らしい作品ができました」と胸を張り、ロジャースも「日本の素晴らしいクルーに感謝を申し上げたい。そして東京が受け入れてくださったことを光栄に思っています」と伝えた。またプールは「この作品を仕上げるのに2年半も掛かってしまいました。ご存知の通りコロナのせいです。パンデミック中の撮影というのはすごく難しく、毎日混乱していました。今日やっと全スタッフ、キャストの努力の結果をご覧になっていただける。最高に楽しみです!」と会場を見渡す。

左からアンセル・エルゴート、伊藤英明。

左からアンセル・エルゴート、伊藤英明。[拡大]

左から伊藤英明、アンセル・エルゴート。

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イベント終盤には刑事・宮本役の伊藤英明がサプライズ登場。知らされていなかったエルゴートは大喜びし、伊藤を迎え入れる。伊藤は「アンセルは毎日毎日、日本語を勉強していました。コロナで撮影がストップする中、日本にとどまって、役になりきって生活して。そんな姿に感動しましたね」と述懐。エルゴートが「伊藤さんはとっても優しくて、本当に馬が合いました。文字通り裸の付き合いをして、毎日サウナに行っていました」と振り返ると、伊藤も「お正月も一緒に過ごしまして、うちの父にお酌してもらったんです。父からアンセルが出演している『ウエスト・サイド・ストーリー』を観に行って泣いたという電話がこの前ありました」と家族ぐるみの付き合いであることを明かす。

最後にエルゴートは「実際に日本に住んで撮影ができたことは、私の人生でもっとも貴重な経験になりました。皆さんに出会えて幸せです」と笑みをこぼし、イベントを締めくくった。

HBO MaxとWOWOWの共同制作となる全8話の「TOKYO VICE」は、第1話が4月7日よりWOWOWオンデマンドで配信。また4月24日よりWOWOWプライム、WOWOW 4Kで放送される。

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