「アンネの日記」を原案とした長編アニメ「
アンネ・フランクが生み出した“空想の友達”キティーの視点で描かれた本作。現代のオランダ・アムステルダムでアンネを探すキティーの旅と、第2次世界大戦下のアンネの日常が紡がれる。「戦場でワルツを」で知られる
博物館「アンネ・フランクの家」に眠る日記のインクがくるくると浮かび上がり、形作られるキティー。片渕はアンネとキティーのみずみずしい青春を描いた本作を「残された日記自身が抱き続ける書き手の記憶。半身である彼女は失われてしまって、もう戻らない。何が本当に残って欲しいものなのかを探して、わたしたちもまた現代に旅をする」と推薦する。
「アンネの日記」に着想を得たマンガ「アノネ、」を手がけた今日は「アンネがただの少女だった頃から、あまりに有名になった現代までを走り抜ける『日記』のみずみずしさに圧倒される。私たちに託されたのは、この物語の続きを書くことだ」とコメント。「親愛なるキティーたちへ」の著者である作家・マンガ家の
「アンネ・フランクと旅する日記」は3月11日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。女優の
片渕須直 コメント
残された日記自身が抱き続ける書き手の記憶。
半身である彼女は失われてしまって、もう戻らない。
何が本当に残って欲しいものなのかを探して、わたしたちもまた現代に旅をする。
加藤夏希 コメント
私たちが初めてアンネと出会ったのは小学生の時。
どこか遠い昔の話と目を背けていたことに、この作品で気づかされました。
今私たちに出来ること、子供たちを守っていくためにはキティーとアンネの意思を大切にしていきたいです。
小林エリカ コメント
アンネ・フランクが生き、書いたことは、決してただの過去じゃない。
今なお、この世界に生きる私たちひとりひとりに向けて、投げかけられているのだ、という宣言をこの映画に観た。
安田菜津紀 コメント
朝5時から、日記を見ようとアンネ・フランク博物館に並びながら、その傍らで凍える難民の人々は見て見ぬふり。
あなたは、あの列の一員になっていないか。
「彼女たち」にそう、問われた気がした。
今日マチ子 コメント
アンネがただの少女だった頃から、あまりに有名になった現代までを走り抜ける「日記」のみずみずしさに圧倒される。
私たちに託されたのは、この物語の続きを書くことだ。
福岡晃子 コメント
時を超えて、この映画によってアンネの本当の願いが鮮やかに蘇ったのではないだろうか。
今年の最高傑作。
村上佳菜子 コメント
アンネの生きた時代も現代も同じような過ちが起きてしまっている…
今一度、私たちは、相手を理解して行動できているのか、考えさせられる作品でした。
また窮屈な生活から自由を求める姿勢が、凍った川をスケートで滑るシーンとリンクしているようで印象的でした。
世界中の多くの方にこの作品のメッセージを感じてほしいです。
片渕須直 @katabuchi_sunao
アンネを失ったまま現代に生きるアンネのイマジナリーフレンド自身の物語です。
片渕須直が「アンネ・フランクと旅する日記」を推薦、今日マチ子も「圧倒される」(コメントあり) https://t.co/crCcBhKvg2