人間の本性は“卑猥”、セックスビデオ流出した名門校教師の姿描く金熊賞作品が公開

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第71回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ」が、“監督〈自己検閲〉版”として4月23日に公開される。

「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」ポスタービジュアル

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「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」

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第94回アカデミー賞国際長編映画賞部門のルーマニア代表作品に選ばれた本作。主人公は夫とのプライベートセックスビデオが流出してしまった名門校の教師エミだ。セックスという極私的で本能的な行動が晒されたことで事態は思いもよらない方向へ。映像は生徒や保護者の目に触れてしまい、学校は保護者会を緊急招集。非難の矢面に立たされるエミの不安や苛立ち、解雇を要求する人々の偏見や怒りは徐々に膨れ上がっていく。

なお本作はイメージフォーラム・フェスティバル2021にて、18歳未満の鑑賞NGという形で無修正版が日本初上映された。その過激な内容から無修正での劇場公開は不可能と思われていたが、このたび監督のラドゥ・ジューデが追加編集を実施。ぼかしやシーンの要所に「殺人シーンはOKで、フェラはNGだって?」「見られなくて残念!」「検閲版だよ!」といった挑発的でユーモアあふれるテロップを差し込んだR15+指定の“監督〈自己検閲〉版”として公開される。問いかけるのは、コロナ禍とその後の社会の閉塞感を背景にした“卑猥とは何か”というテーマ。ポスターには「人間の本性は“卑猥”である」というコピーが添えられている。

映画配信サービスのJAIHOではジューデの特集を展開。19世紀初頭を舞台に、ロマの人々とルーマニアの歴史を描いたべルリン国際映画祭の銀熊賞受賞作「アーフェリム!」が2月17日より60日間、1941年からのルーマニアの歴史的な出来事を紐解く「野蛮人として歴史に名を残しても構わない」が4月16日から60日間配信される。いずれも日本での劇場公開、ソフト化、配信はされておらず、今回が日本プレミア。視聴の詳細はJAIHOで確認してほしい。

「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」は東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。

※「アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版」はR15+指定作品

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昨日の宮台さんとの性教育の話を経て一層観たくなった #アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ https://t.co/sk4OCfyDue

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