「マトリックス」撮影地サンフランシスコでUSプレミア、監督は宮崎駿へ投げキッス

「マトリックス レザレクションズ」のUSプレミアが現地時間12月18日にアメリカ・サンフランシスコのカストロシアターで開催。キャストのキアヌ・リーヴスやキャリー＝アン・モス、監督を務めたラナ・ウォシャウスキーらが登壇した。

映画の撮影地にもなったサンフランシスコ。会場にはプロジェクションマッピングで「マトリックス・コード」が彩られ、レッドカーペットならぬ“グリーンカーペット”が敷かれた。“赤と青”を基調としたネクタイ姿で現れたネオ役のリーヴスは「みんなに会えたのも、この町に戻って来られたのもうれしい。素晴らしいね！」と興奮気味。「映画もとても気に入っている。新しいアイデア、新しい登場人物、新しい光があって、とても新鮮な気持ちだった。ぜひ映画を観て楽しんで」と笑顔でコメントした。

イベントではラナが「日本のファンの皆さん、愛してます。日本の皆さんは私の愛やアートや文化を理解してくれています。そしてこの大きな愛を宮崎駿さんへ！」と投げキッスする場面も。ほかにナイオビ役のジェイダ・ピンケット＝スミス、モーフィアス役のヤーヤ・アブドゥル＝マティーン二世、スミス役のジョナサン・グロフ、サティー役のプリヤンカー・チョープラー・ジョナス、アナリスト役のニール・パトリック・ハリス、バッグス役のジェシカ・ヘンウィックも登壇した。

そしてシリーズのファンでニューヨークを拠点に活動するお笑い芸人のピース綾部祐二もゲストとして出席。プレミアへの参加に憧れていたという綾部は「ちゃんと出演者として参加するのが夢ですが、未来の自分を想像するいいシミュレーションになります！」と気合たっぷり。さらに映画の鑑賞後には「『マトリックス』ファンにはたまらない、過去の3部作とつながる見どころがたくさんあり、映像も進化していてさらに迫力が増していました。オリジナルキャストはもちろん、新しいキャストもそれぞれ個性があって楽しめましたし、個人的には笑えるポイントがめちゃくちゃ組み込まれていた」と称賛の言葉を寄せた。

「マトリックス レザレクションズ」は全国で公開中。全米では12月22日に封切られる。