小川洋子の小説を映画化、永瀬正敏主演の日台合作「ホテルアイリス」2月に公開決定

永瀬正敏が主演を務めた日台合作「ホテルアイリス」が、2月18日に公開決定。あわせてティザーポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

芥川賞作家・小川洋子の小説「ホテル・アイリス」を、「黒四角」の奥原浩志が映画化した本作。寂れた海沿いのリゾート地を舞台に、謎めいた男性と心に闇を抱えた若い娘が、2人だけの禁断の世界にのめり込んでいくさまが描かれる。

ミステリアスなロシア文学翻訳者に永瀬が扮し、日本人の母親が経営するホテル・アイリスを手伝うマリを台湾出身の陸夏（ルシア）が演じた。ツァイ・ミンリャン監督作の常連俳優として知られるリー・カンションや、菜葉菜、寛一郎、「KANO～1931海の向こうの甲子園～」の監督でもあるマー・ジーシアンらも出演。台湾・金門島でオールロケが行われ、「少年の君」の撮影監督ユー・ジンピンもクルーとして参加した。

ティザーポスタービジュアルは、主人公とマリの愛のシーンをフィーチャーしたもの。「戦場のメリークリスマス 4K修復版」などのポスターを手がけた成田慧がデザインした。

「ホテルアイリス」は東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほかで公開。