「マイライフ、ママライフ」9月に東京と大阪で上映、田辺・弁慶映画祭で観客賞

鉢嶺杏奈と尾花貴絵がダブル主演を務める「マイライフ、ママライフ」が、「田辺・弁慶映画祭セレクション 2021」の1本として9月に東京・テアトル新宿と大阪のシネ・リーブル梅田で上映される。

第14回田辺・弁慶映画祭で観客賞を受賞した同作では、30歳という人生の節目を迎えた平成元年生まれの女性2人の、等身大の悩みが映し出される。育児と仕事の両立に悩む三島沙織を鉢嶺、仕事と出産に悩む大内綾を尾花が演じ、水野勝（BOYS AND MEN）、池田良、柳英里紗、中田クルミも出演。「ゆきおんなの夏」の亀山睦実が監督を務め、「百瀬、こっちを向いて。」の狗飼恭子が脚本監修を担当した。

YouTubeで解禁された予告編には、沙織が池田演じる夫・博貴に怒りを爆発させるシーンや、子供を持つ予定はないと言い切っていた綾を水野扮する夫・健太郎が「子供欲しいじゃん」と説得する場面が収められている。

先日第1子の妊娠を発表した鉢嶺は、本作について「私たち女性は、働いている時、結婚した時、そして子どもを持った時、いくつもの決断を迫られます。その答えは、正解か不正解なんて誰にも分からない。悩んでも前へ前へ進むのは、女性の強さなのではないでしょうか？ この映画は、そんな女性の背中を押せるような、男性の心をハッとさせるような、そんな作品だと感じてます」とコメント。尾花は「私自身、この作品を通して“生き方について”色々考えさせられました。性別・年齢関係なく、きっと誰しも共感できる部分があるのではないかと思います。少しでも生きる活力になれるような、そして多くの方の心に響く作品になっていたら嬉しいです」とつづった。亀山のコメントは下記に掲載している。

「マイライフ、ママライフ」は9月14日と16日にテアトル新宿で、29日にシネ・リーブル梅田で上映される。

鉢嶺杏奈 コメント

私たち女性は、働いている時、結婚した時、そして子どもを持った時、いくつもの決断を迫られます。
その答えは、正解か不正解なんて誰にも分からない。
悩んでも前へ前へ進むのは、女性の強さなのではないでしょうか？

この映画は、そんな女性の背中を押せるような、
男性の心をハッとさせるような、
そんな作品だと感じてます。

ぜひ、ご夫婦でカップルで、もちろんお一人様でも！ 劇場に見にきて頂けたら嬉しいです。

尾花貴絵 コメント

風の時代に入り、新しい価値観がどんどん生まれている今。
私自身、この作品を通して“生き方について”色々考えさせられました。
性別・年齢関係なく、きっと誰しも共感できる部分があるのではないかと思います。少しでも生きる活力になれるような、そして多くの方の心に響く作品になっていたら嬉しいです。この機会に映画館で是非！

亀山睦実 コメント

私と同世代の女性たちの「本心」をじっくり詰め込んだ今作。
皆様から観客賞をいただけたのはまさに制作者冥利に尽き、大変感謝申し上げます。
主人公たちが抱える悩みは「彼女たちだけの悩み」なのか。映画館の大きなスクリーン・音響でご覧いただくと、より響くものがあると思います。この機会に是非ご鑑賞ください。