「NEXT BREAK」には、親友である北村匠海や、カメラマン3名によって撮り下ろされた佐藤の写真を収録。“歳上女性に養われているクズヒモ男”など、ファン投票で人気を得た役を佐藤が演じる「私のカレ」企画、特集メイクなどに挑戦する7つの修行コーナーなども収められている。
タイトルについて佐藤は「デビュー当時の7年前くらいから“ネクストブレイク俳優”として紹介していただいているので、これが名字みたいなものなんです(笑)。アートディレクターさんにポロッとその話をしたら、面白いからタイトルに付けてみようということになりました。これだけ“ネクストブレイク”と言ってもらえているなら、自分で名乗ってもいいんじゃないかと」と笑う。本書で“ブレイクするために必要な7カ条”を考えたという佐藤は「写真の合間の息抜きパートでは、ブレイクするためにいろんなことに挑戦しているので、そこも楽しんでもらえれば」と紹介した。
佐藤は北村との撮影を「最初は気恥ずかしさもあったのですが、撮影が進むにつれて匠海からオーダーをしてもらえました。普段会って話すよりも濃い時間を過ごせたと思う」と満足気に振り返る。さらに写真には北村がテキストを添えていることから「最初はその予定はなかったんですが、写真のできあがりを見た匠海が『1つの写真に一言ずつ文章を書きたい』と言って送ってきてくれて……泣ける思いですね」と感謝を述べる。その内容については「本当にワードセンスがいいし、単純に字もきれいだし、誰に褒められているよりもうれしい気がしました。同じ世の中に生きる同業者として、一緒に歩いて行っている感じがする文章でした」と笑顔を見せた。
本書は完成間もないため、劇団EXILEのメンバーのもとにもまだ届いていないそう。「メンバーはどんな反応をすると思う?」という質問に、佐藤は「まず読んでくれるかな?(笑) 絶対読むように、表紙に加工しておきます!」と答えた。
取材会の後半では、本日25歳の誕生日を迎えた佐藤に、スタッフからケーキのプレゼントが。「大人になった実感が1mmもないのが怖い」と自虐する佐藤は「7年前の僕からしたら25歳って大人じゃん!と思うのですが、いざ自分がそうなると、こうも情けないのか、と(笑)。焦りはないんですけど、世の中的にこんな25歳で大丈夫なのかなという漠然とした不安があります」と続ける。さらに「周りの人に愛されながら7年間ネクストブレイク俳優としてやってこれたので、これからも人々に甘えながらやっていきたい」とマイペースに語った。
最後に「誕生日に、自分でご褒美を買うとしたら?」と聞かれた佐藤は「なんでもいいんですか? ヘリ!」と答えて笑いを起こし、「……免許ないんですけど」と付け足す。そして改めて「周りの方々に愛されてきたんだなと実感する1冊になっています。1人の人間がわかる読み物として面白い作品だと思います」とパーソナルブックをアピールした。
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佐藤寛太が写真家・北村匠海に感謝、25歳迎え「これからも人に甘えていきたい」(写真12枚)
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