勝手に妄想できる…前原滉、矢部太郎、片桐はいりが「きまぼん」の魅力語る

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きまじめ楽隊のぼんやり戦争」より、キャストの前原滉矢部太郎片桐はいりのインタビューコメントが到着した。

左から片桐はいり、前原滉、矢部太郎。

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「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」

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池田暁が監督を務めた本作では、毎朝9時から夕方5時まで規則正しく戦争をしている津平町の住民の姿がユーモラスに描かれる。前原が音楽隊への異動を言い渡される真面目な兵士・露木を演じ、技術者として津平町に赴任してきた仁科に矢部、定食屋の女将に片桐が扮した。

「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」

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どの人物も表情や感情が読みづらく、話し方に抑揚がない演出が施された本作。片桐は「登場人物があまり感情を見せない分、観てるほうが悲しくなったり寂しくなったり、『矢部さんかわいそう』とかいろいろ思う部分が多いのが面白かった。川の向こう岸に対して、勝手に色んな思いが湧きますよね。『こんな問題があります!』と見せられたら、それしか考えないけど、勝手に妄想できるから、気持ちが揺さぶられるのかな」と感想を伝える。前原は「(本作を)好きか嫌いかは分かれると思いますけど、僕は好きだったんです。皆さんが抑えていらっしゃるから、想像できるところがあって面白かった。その解釈の広さがよさなんじゃないかと個人的に思いました」と作品の魅力を述べた。

「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」

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時代、場所ともに設定されていない本作について片桐は「ちょっと古めのほっとするような世界観なんだけど、ちょっとしたことが今の自分の思ってることにマッチする」「笑いとして見せてるけど、『実は私もまさにそういうふうに思ってましたよ』ってことが結構あるのかも」とコメント。矢部は「今観ると現代みたいだし、もうちょっと経って観てもやっぱり『今みたいだな』と思っちゃうんでしょうね」と言い、前原は「戦争だけでなく、誰かを攻撃することって時代が違っても同じ。なぜ誰かを攻撃するんだろう? 今ならなぜSNSで誰かを中傷するのか? こういうことはどの時代のどういう場面にも通じると思います」と語った。

「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」は、東京・テアトル新宿ほかで公開中。

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(c)2020「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」フィルムプロジェクト

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