山口が友人と死別した経験を踏まえて企画された本作は、「家族とは何か」「生きるとは何か」を問いかけるSFヒューマンドラマ。不慮の事故で死亡して幽霊になってしまった青年・健一、幽霊が見える健一の母・彩子、健一の父・拓郎が過ごす数日間が描かれる。健一役で
健一の父親・拓郎役やそのほかのキャストも随時発表される。なお本作には「チィファの手紙」「ラストレター」の撮影監督・神戸千木、「ジャスティス・リーグ」「ブラックパンサー」などに参加したCGコンポジター・大槻直貴らスタッフが参加した。
本作は2020年12月にクランクアップし、現在は編集作業中。完成後は国内外の映画祭への出品をはじめ、全国の劇場での順次公開を目指して展開していく。現在、本作の制作・プロモーションを支援するためのクラウドファンディングがFiNANCiEで実施中だ。
山口は本作について「始まりは友人との死別でした。とても悲しい出来事ではありましたが、そこで感じた事をもとに別れに対して前向きに、夢や希望を持てるような作品が作れないかと考え、敦賀零さんと二人で脚本を作り上げました。タイトルの通り人に寄り添う作品になれたらと思っています」とコメント。吉村は「生きてんだから、寂しかったらその分泣いてもいいじゃん。という声が聞こえてくるような作品でした」、田中は「何気ない息子との日常のやりとりのひとつひとつ全てが愛しく感じられた作品です」とそれぞれ感想をつづっている。
山口龍大朗 コメント
はじめまして、監督の山口龍大朗です。
この映画は、自主制作している短編映画、タイトルは「人」です。
始まりは友人との死別でした。とても悲しい出来事ではありましたが、そこで感じた事をもとに別れに対して前向きに、夢や希望を持てるような作品が作れないかと考え、敦賀零さんと二人で脚本を作り上げました。
タイトルの通り人に寄り添う作品になれたらと思っています。
吉村界人 コメント
息子と母親の関係、そして父親との別れ際が理想でとても好きでした。
監督は人間という対象が本当に好きなんだと思う。
生きてんだから、寂しかったらその分泣いてもいいじゃん。という声が聞こえてくるような作品でした。
時には、笑えない所を浮かれてやったり、悲し過ぎて通り越して笑ったりする脚本や演出が山口さんの今作の心意気だった気がします。
とてもシンプルですが、
だからこそ伝わる作品になっていると思います。
田中美里 コメント
大切な人を亡くした時、乗り越えるのはすごく時間がかかることです。
きっと彩子は不器用ながらも、喜怒哀楽いろんな感情をぶつけていきながら
自分の気持ちと向き合っていったのだと思います。
何気ない息子との日常のやりとりのひとつひとつ全てが愛しく感じられた作品です。
是非たくさんの方に観ていただけたらと思います。
Ryuichi @FiNANCiE(フィナンシェ) @ryu1
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