ナタリー・ポートマンが監督・主演務めた映画公開、イスラエル建国前夜を描く

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ナタリー・ポートマンが監督・脚本・主演を兼任した「A Tale of Love and Darkness」が、「愛と闇の物語」の邦題で2月19日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町や全国のイオンシネマほかで公開される。

「愛と闇の物語」ポスター

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「愛と闇の物語」

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イスラエルの作家・ジャーナリストであるアモス・オズの自伝的著書を映画化した本作。イスラエル建国前夜にあたる1945年、英国統治下のエルサレムを舞台に、ユダヤ人迫害から逃れるためヨーロッパから移住してきた一家の物語が描かれる。戦争の恐怖と日々の暮らしの退屈さが母ファニアの心に暗い影を落とす中、それでも彼女はアモスに創作した物語を聞かせ、詩を詠み、言葉や言語を教えていく。ファニアをポートマン、アモスの父アリーをギラッド・カハナ、幼少期のアモスをアミール・テスラーが演じた。

「愛と闇の物語」

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予告編はYouTubeで公開中。ファニアの「人間の本心はわからない」というセリフや、雨に打たれる彼女の姿が収録されている。原作との出会いから約7年の月日を経て映画化を果たしたポートマンは「初めて読んだときから、この本を映画化したいと思った」と述べ、本作を「母親の死から生まれた空虚によって作家が誕生した瞬間を描く作品」と表現した。

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