「愛の不時着展」が明日1月8日から2月27日にかけて東京・原宿の商業施設jing(ジング)で開催。本日1月7日にプレス向けの内覧会が行われた。
韓流ドラマ「愛の不時着」は、朝鮮半島を舞台に韓国の財閥令嬢ユン・セリと北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョクの姿を描いたラブストーリー。
「愛の不時着展」は東京を皮切りに大阪、福岡、愛知でも順次開催。東京会場は、2人の愛の軌跡を全6章構成でたどる内容に。「不時着」と題した最初のコーナーでは、撮影で使用されたパラグライダーを木に絡ませ、出会いのシーンを再現。またソン・イェジンが撮影で着用した紫色のツナギとヘルメットの実物も置かれており、運命の分かれ道で映し出されたセリズチョイスのバックプリントも確認できた。続く「暮らし」には、計16個のモニターを用意。ここでは全16話それぞれの名シーンのクリップ映像を思う存分楽しめる。
「思い出」と題した3つ目のコーナーでは、エピソード別に撮影で使用された衣装や小道具、字幕付きのメイキング映像、約250点の未公開写真を含むパネルを紹介。一角にはリ・ジョンヒョクが北朝鮮でユン・セリを匿う自宅リビングのセットも。カーペット、テーブル、カーテン、棚が撮影で使われた実物だそう。テーブルの上にはリ・ジョンヒョクが振る舞ったとうもろこし温麺のレプリカが置かれ、床ではリ・ジョンヒョクの朝帰りに怒ったユン・セリがビールの空き缶で作る“38度線”が再現された。同コーナーではほかにも2人乗りで並木道を走った自転車、ウンドンが初めての韓国で興奮して購入したトナカイ帽子など数々の小道具が展示されている。
続く「交錯」は、パネル写真でユン・セリとリ・ジョンヒョクの人生をそれぞれのルートで振り返るコーナーに。同じ民族でありながら、軍事境界線で隔てられた北朝鮮と韓国に暮らす男女。時に交錯する運命的な2人の歩みをたどることができる。ドラマはユン・セリが初めて体験する北朝鮮の文化や慣習に関する描写も大きな見どころ。5章の「北と南」では、衣食住の切り口から両国の違いとその魅力にスポットが当てられた。劇中写真の特大パネルとともに、ドラマを彩った名セリフの数々も。最後の「再会」では、リ・ジョンヒョクがスイスの湖畔で弾いたピアノの実物を展示。BGMには、かつてピアニストだったリ・ジョンヒョクが兄のために作った1曲が使用されている。
「愛の不時着展」の入場券は税込1800円。入場は1時間ごとの時間指定となるためご注意を。会場ではマグカップやマスク、ポスター、Tシャツなどオリジナルグッズも多数販売。さらに缶バッジやセリズチョイスのグッズが手に入るクレーンゲームとネームステッカーマシーンを楽しめるゲームコーナーも用意された。ドラマのファンを公言する落語家の笑福亭鶴瓶、乃木坂46の齋藤飛鳥が音声ガイドナビゲーターを担当している。鶴瓶のガイドにはシークレット音声も用意されているので、展示を隅々まで眺めて隠し番号を探してみては。そのほか詳細は「愛の不時着展」の公式サイトで確認を。
じろさん(じろともトン) @jirotomoton
「愛の不時着展」本物のパラグライダーで不時着再現、空き缶の“38度線”も - 映画ナタリー
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