水川あさみ主演ドラマに淵上泰史、小池里奈、篠原篤、田村心、森矢カンナが参加

水川あさみ主演ドラマ「ナイルパーチの女子会」に淵上泰史、小池里奈、篠原篤、田村心、森矢カンナが出演することがわかった。

第28回山本周五郎賞、第3回高校生直木賞を受賞した柚木麻子の同名小説をもとにした本作。大手総合商社勤務のキャリアウーマン・志村栄利子と、彼女が心酔しているSNS日記の作者・丸尾翔子の友情が思わぬ方向へ進んでいくさまを描く。水川が栄利子、山田真歩が翔子を演じた。

栄利子の同期・杉下康行役で淵上、栄利子の会社の派遣社員・高杉真織役で小池が出演。さらに翔子の夫・丸尾賢介を篠原、翔子の行きつけのカフェ・ターンテーブルの店員である橋本弘毅を田村、栄利子のかつての親友・小笠原圭子を森矢が演じる。

淵上は「初めて脚本を読んだ時、とても疲れました。それだけパワーバランスが不安定な内容です」と作品の印象を語り、小池は「女性だけではなく全ての方々に突き刺さるような作品だと思います」と紹介。篠原は「水川さん演じる主人公、栄利子と翔子のシーンに少しだけご一緒させて頂きましたが、ほとんどサスペンスです！ いや、ぜひぜひ笑って時々泣いて楽しんで下さい！」とアピールし、田村は「人間関係において誰もが感じたことのある、もしくは無意識のうちに感じている嫉妬や共感という人間の繊細な部分がとてもリアルに描かれている作品でした」と語った。また森矢は「主演の水川さんの『とにかく良いものを作ろう、いい現場作りをしよう』という気持ちが流れているとても居心地のいい現場です。あと、同じ時間に終わると水川車に乗って帰れるという特権もついてくるのでとても楽です!!!!」と水川との交流を明かしている。

「ナイルパーチの女子会」は、BSテレ東とBSテレ東4Kで1月30日よりスタート。「ミス・シャーロック／Miss Sherlock」の瀧悠輔が監督、ドラマ「1リットルの涙」の横田理恵と「妖怪シェアハウス」の綿種アヤが脚本を担当する。

土曜ドラマ9「ナイルパーチの女子会」

BSテレ東 / BSテレ東4K 2021年1月30日（土）スタート 毎週土曜 21:00～21:55（予定）

淵上泰史 コメント

初めて脚本を読んだ時、とても疲れました。それだけパワーバランスが不安定な内容です。
杉下の本質的な部分をじんわりと、この作品に落とし込めたらと思っております。
水川さんとは今回初めてなのですが、とても気さくで良く笑い、お茶目でとても可愛らしい方です。これ以上バラしてしまうとツッ込まれそうなので、この辺にしておきます。
とにかく楽しんで観て頂けたらと思います。お楽しみに。是非とも宜しくお願い致します。

小池里奈 コメント

原作を読んで、人間誰しもがハッとさせられるような、
内面をとことんえぐるような生々しい内容に夢中になってしまいました。
そして真織という人物を任せていただけるということで、とても楽しみでありプレッシャーも大きかったです。
真織はある意味とても冷静で強く、かっこいい部分もあって、栄利子と時間を共にする中でそういった感情を育んでいけたらと思っています。
水川さんとは、今回初めて共演させていただいたのですが、想像以上にとっても気さくな方でいつも笑顔全開で、お会いした瞬間に惚れてしまいました（笑）。水川さんのおかげでいつも現場は楽しくリラックスした雰囲気で本当にありがたかったです。
この作品は、女性だけではなく全ての方々に突き刺さるような作品だと思います。誰しもが不安だったり共感だったり承認欲求だったり日々様々な感情と闘っていると思います。こんなご時世ですが、この作品を通して何か考え直すきっかけや勇気を与えられたら嬉しいです。

篠原篤 コメント

とてもキュートで真摯な役者、山田真歩さん演じる翔子の夫賢介を演じさせて頂きました。新しい世界に可能性を感じていく翔子と、どこか抜けている賢介、そんな夫婦のオリジナルな幸せを楽しんでもらえたら幸いです。とコメントしようかと思ったのですが、カップルなんてどこもオリジナルで、だから夫婦になったり日常の細やかなことに幸せに感じるんだよな。と演じた僕は思いました。そんな二人にほっこりして頂けたら幸いです。
女性はもちろんのこと男性諸君、必見です！女性同士の世界は我々の知らないことばかりでした！
水川さん演じる主人公、栄利子と翔子のシーンに少しだけご一緒させて頂きましたが、ほとんどサスペンスです！
いや、ぜひぜひ笑って時々泣いて楽しんで下さい！

田村心 コメント

自分は幼い頃からテレビドラマを観るのが大好きで憧れていたので今作に参加させていただけることを嬉しく思っています。出演させていただくにあたり原作を読ませていただきました。人間関係において誰もが感じたことのある、もしくは無意識のうちに感じている嫉妬や共感という人間の繊細な部分がとてもリアルに描かれている作品でした。
そんな作品がどう映像化されるのか自分自身とても楽しみです。皆さんの毎週の楽しみになればいいなと思っています。

森矢カンナ コメント

こんなに読んだ後にグッタリと疲労感がある小説とはじめて出会いました（笑）！
胸の中にしまっておいた、なんならちょっと強めにかけていた鍵を開けられて久しぶりに再会した感情に胸がぞみぞみしたり、でもクスッと笑えたり。読む手が止まらなくなり一気に読みました。
これを映像にするとどんな空気のドラマが出来上がるんだろうと。とても楽しみになりました。
主演の水川さんの「とにかく良いものを作ろう、いい現場作りをしよう」という気持ちが流れているとても居心地のいい現場です。あと、同じ時間に終わると水川車に乗って帰れるという特権もついてくるのでとても楽です!!!!
私が演じるのは、なーんもしないでただ水槽の中でぷかぷかと漂っている魚の様な圭子。なので撮影中はふわ～っと気持ちがいいです。ですが本当の心の中には消せないトラウマが心にぐるぐると巻きついている。そんな圭子が私は愛おしい。
なにかのきっかけで蟻地獄にはいってしまって、でもそこにいる時間が長すぎて蟻地獄に入っていることも忘れてそこに住み続ける。でもなにかのきっかけでそれに気付いて執着を手放した時、人は見える世界が変わって今までの自分が滑稽に思えたりするんだなぁと。そんな誰しもがきっと味わった事があるだろう感覚を、登場人物一人一人が台詞にのせて、集まった素敵なスタッフが映像にのせて、届けます。少しヒヤッとするかもしれないので暖かくしてご覧下さい。